保育士の過去問
令和3年（2021年）前期
子どもの食と栄養 問134

正解は【５】です。

A：×

正しくは「子どもの発育・発達状況、栄養状態、生活状況等について実態を把握（アセスメントの実施）し、その結果を分析、判定して栄養管理の目標を明確にする。」です。

B：×

正しくは「目標を実現するため、提供する食事の量と質についての計画（食事計画）を立てる。」です。

C：×

正しくは「食事計画に沿って、提供する食事についての具体的な計画を立て（献立作成）、調理時の品質管理を行う。」です。

D：〇

正しい文章です。

E：〇

正しい文章です。

正解は５です。

「児童福祉施設における食事の提供ガイド」　２　食事の提供

1 児童福祉施設における食事の計画、提供及び評価・改善　によると、下記のとおりとなります。

A　×

「子どもの発育・発達状況、栄養状態、生活状況等について実態を把握」しますが、これは「調査」ではなく、「アセスメントの実施」に相当します。

B　×

目標を実現するため、提供する食事の量と質についての計画(食事計画)を立てます。

C　×

食事計画に沿って、提供する食事についての具体的な計画を立て(献立作成)、調理時の品質管理を行います。

D　○

適切に計画が進行しているか、途中の経過を観察し(モニタリング)、計画どおりに調理及び食事の提供が行われたか評価を行い、適切に進んでいなかったら計画を修正します。

E　○

一定期間ごとに摂取量調査や子どもの発育・発達状況について再度把握し、一定の期間で実施し得られた(変化した)結果を目標と照らし合わせて確認します(評価)。

以上より、

A：×　　B：×　　C：×　　D：○　　E：○　なので、

正解は５となります。

Ａ　×　調査ではなく、アセスメントの実施になります。

Ｂ　×　食事計画を立てます。

Ｃ　×　具体的な計画は献立作成にあたります。

Ｄ　〇　途中経過をモニタリングして評価を行います。

Ｅ　〇　目標と照らし合わせて評価をしていきます。

これらのことより正解は５です。