保育士の過去問
令和4年(2022年)後期
社会福祉 問17

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問題

保育士試験 令和4年(2022年)後期 社会福祉 問17 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、成年後見制度に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  成年後見制度の国の所管は、総務省である。
B  成年後見制度は、認知症、知的障害、精神障害等により、判断能力が不十分な人の判断能力を補い、本人の保護と権利擁護を図るための法律上の制度である。
C  法定後見制度および任意後見制度は、それぞれ「民法」に基づいている。
D  法定後見制度に関する申し立てをすることができる者は、本人、配偶者、4親等内の親族のみである。
  • A:○  B:○  C:×  D:×
  • A:○  B:×  C:○  D:×
  • A:×  B:○  C:○  D:○
  • A:×  B:○  C:×  D:×
  • A:×  B:×  C:○  D:○

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この過去問の解説 (2件)

01

A:×

成年後見制度の国の所管は、法務省です。

B:〇 

成年後見制度とは、認知症、知的障害、精神障害等により、

判断能力が不十分な人の判断能力を補い、本人の保護と

権利擁護を図るための法律上の制度です。

C:×

法定後見制度は「民法」に基づいていますが、

任意後見制度は、「任意後見契約法」に定められています。

D:×

法定後見制度に関する申し立てをすることができる者は、

本人、配偶者、4親等内の親族とプラスして

検察官や市町村長も申し立てすることができます。

選択肢1. A:○  B:○  C:×  D:×

上記説明より、誤りです。

選択肢2. A:○  B:×  C:○  D:×

上記説明より、誤りです。

選択肢3. A:×  B:○  C:○  D:○

上記説明より、誤りです。

選択肢4. A:×  B:○  C:×  D:×

正解です。

選択肢5. A:×  B:×  C:○  D:○

上記説明より、誤りです。

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02

成年後見制度に関する問題です。


A:×  

成年後見制度の所管は、総務省ではなく、法務省です。

B:○  

成年後見制度は、認知症、知的障害、精神障害等により、判断能力が不十分な人の判断能力を補い、本人の保護と権利擁護を図るための法律上の制度といえます。

 

C:×  

「法定後見制度および任意後見制度は、それぞれ「民法」に基づいている」は正しいとはいえません。

法定後見制度は「民法」ですが、任意後見制度は「任意後見契約法」に基づいています。
 

D:×  

法定後見制度に関する申し立てをすることができる者は、本人、配偶者、4親等内の親族のみではありません。

成年後見人や検察官等も申し立てできることとなっています。

 

よって、正解の選択肢は、「A:×  B:○  C:×  D:×」です。

選択肢4. A:×  B:○  C:×  D:×

正解です。

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