保育士の過去問
令和5年(2023年)後期
保育原理 問20

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問題

保育士試験 令和5年(2023年)後期 保育原理 問20 (訂正依頼・報告はこちら)

次の表は、年齢区分別の保育所等利用児童の人数と割合(保育所等利用率)を示したものである。この表を説明した記述として、正しいものを一つ選びなさい。ただし、ここでいう「保育所等」は、従来の保育所に加え、平成27年4月に施行した子ども・子育て支援新制度において新たに位置づけられた幼保連携型認定こども園等の特定教育・保育施設と特定地域型保育事業(うち2号・3号認定)を含むものとする。
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この過去問の解説 (2件)

01

文章をよく読み、問われている内容を理解し、丁寧に数値を比較しましょう。

選択肢1. 令和4年4月の全年齢児の保育所等利用児童数は前年と比べて増えており、保育所等利用率も前年と比べて高くなっている。

不適切な選択肢です。

令和4年4月の全年齢児の保育所等利用児童数は前年と比較し減少しており、保育所等利用率は前年と比較し高くなっていることがわかります。

選択肢2. 令和4年4月の保育所等利用率は、0歳児、1・2歳児、3歳以上児のすべてにおいて前年と比べて低くなっている。

不適切な選択肢です。

令和4年4月の保育所等利用率は、0歳児は前年と比較して保育所等利用率は同じで、1・2歳児、3歳児は前年と比較して高くなっていることがわかります。 

選択肢3. 令和4年4月の3歳未満児の保育所等利用率は、同年の3歳以上児の保育所等利用率と比べて高い。

不適切な選択肢です。

令和4年4月の3歳未満児の保育所等利用率は、43.4%、同年の3歳以上児の保育所利用等率は56.0%です。

比較すると、令和4年4月の3歳未満児の保育所等利用率の方が低いことがわかります。

選択肢4. 令和4年4月において、前年と比べて最も保育所等利用率が増えたのは1・2歳児である。

適切な選択肢です。

選択肢5. 令和4年4月の全年齢児の保育所等利用率は50%を超えており、3歳未満児、3歳以上児別にみても、保育所等利用率はともに50%を超えている。

不適切な選択肢です。

令和4年4月の全年齢児の保育所利用率は50%を超えており、年齢別に保育所等利用率を見てみると、

3歳以上児は57.5%で50%を超えていますが、3歳未満児は43.4%で50%を超えていません。 

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02

正しく読み取れているものは「令和4年4月において、前年と比べて最も保育所等利用率が増えたのは1・2歳児である。」です。

知識問題ではないので、文章をよく読み、数値を正しく読み取れば正解できる問題です。

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