保育士 過去問
令和6年(2024年)後期
問121 (子どもの食と栄養 問1)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)後期 問121(子どもの食と栄養 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「食生活指針」(平成28年文部科学省・厚生労働省・農林水産省)の「食生活指針の実践」の一部として、正しいものを3つ選びなさい。
  • 牛乳・乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などで、糖質・脂質を十分にとりましょう。
  • 普段から体重を量り、食事量に気をつけましょう。
  • 塩辛い食品を控えめに、食塩は1日10g未満にしましょう。
  • 栄養成分表示を見て、食品や外食を選ぶ習慣を身につけましょう。
  • たっぷり野菜と毎日の果物で、ビタミン、ミネラル、食物繊維をとりましょう。

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この過去問の解説 (2件)

01

食生活指針をよく読んでおきましょう。

選択肢1. 牛乳・乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などで、糖質・脂質を十分にとりましょう。

不適切です。

牛乳・乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などでとることができるのはカルシウムです。

選択肢2. 普段から体重を量り、食事量に気をつけましょう。

適切です。

体重を量りながら、健康的な食事をしましょう。

選択肢3. 塩辛い食品を控えめに、食塩は1日10g未満にしましょう。

不適切です。

食塩の摂取量は、「男性で1日8g未満、女性で7g未満」とされています。

取りすぎにも注意ですが、少なすぎるのも注意です。

選択肢4. 栄養成分表示を見て、食品や外食を選ぶ習慣を身につけましょう。

適切です。

栄養バランスの良い食品や料理を選ぶよう、心掛けましょう。

選択肢5. たっぷり野菜と毎日の果物で、ビタミン、ミネラル、食物繊維をとりましょう。

適切です。

野菜は、胃の調子を整えたり、肌をきれいにしてくれたりするなど、多くの効果があります。

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02

健康的な生活をおくるために、

自身の食生活とも結び付けて覚えていきましょう。

 

◇食生活指針とは・・・

国民1人1人の健全な食生活が実践できるようにつくられたものです。

10の指針と各指針に関わる具体的な行動が示されています。

 

以下は10の指針を簡単にまとめたものです。

・食事を楽しむ

・1日の食事リズムで健やかな生活リズム

・適正体重の維持

・主食、主菜、副菜が中心の食事

・ごはんなどの穀類をとる

・食品の組み合わせ

・食塩

・郷土の味の継承

・食料資源

・食生活の見直し

これらに関する指針が示されています。

選択肢1. 牛乳・乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などで、糖質・脂質を十分にとりましょう。

×:

この場合はカルシウムが正しいです。

選択肢2. 普段から体重を量り、食事量に気をつけましょう。

〇:

適正体重の維持に関する指針の具体的な行動として示されています。

選択肢3. 塩辛い食品を控えめに、食塩は1日10g未満にしましょう。

×:

食塩の1日の摂取量は男女で異なります。

男性は8g未満、女性は7g未満とされています。

選択肢4. 栄養成分表示を見て、食品や外食を選ぶ習慣を身につけましょう。

〇:

食塩に関する指針の中で、

具体的な行動として示されています。

選択肢5. たっぷり野菜と毎日の果物で、ビタミン、ミネラル、食物繊維をとりましょう。

〇:

食品の組み合わせに関する指針の中で、

具体的な行動として示されています。

まとめ

食生活指針では食事の方法だけでなく、

フードロスや食生活の伝統などに関する行動についても示されています。

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