保育士 過去問
令和6年(2024年)後期
問146 (保育実習理論 問6)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 令和6年(2024年)後期 問146(保育実習理論 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、適切なものを2つ選びなさい。
  • 「わらべうた」は、地域によって様々な遊び方や歌い方が伝えられている。
  • 「あわてんぼうのサンタクロース」(作詞:吉岡治、作曲:小林亜星)は、3拍子の曲である。
  • フルートは、金管楽器である。
  • オノマトペとは、物の音や声などをまねた擬音語、あるいは物の様子や状態を言葉で表した擬態語をさす。
  • リトミックは、ドイツの作曲家カール・オルフ(Orff,C.)が考案した音楽教育法である。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

音楽の内容です。

曲や拍子、楽器について復習しておきましょう。

選択肢1. 「わらべうた」は、地域によって様々な遊び方や歌い方が伝えられている。

適切です。

わらべうたは地域によって歌い方や歌にあわせた動きが異なっています。

子どもたちと1つのパターンだけでなく、複数のパターンで遊ぶことで地域の特色を知ることができ、面白いかもしれません。

選択肢2. 「あわてんぼうのサンタクロース」(作詞:吉岡治、作曲:小林亜星)は、3拍子の曲である。

不適切です。

あわてんぼうのサンタクロース」は4拍子の曲です。

3拍子の曲は1小節に4分音符が3つ、4拍子は1小節に4分音符が4つ入ります。

選択肢3. フルートは、金管楽器である。

不適切です。

フルートは木管楽器です。

金管楽器は、トランペットやトロンボーンが該当します。

選択肢4. オノマトペとは、物の音や声などをまねた擬音語、あるいは物の様子や状態を言葉で表した擬態語をさす。

適切です。

オノマトペは、例として、「ぱくぱく」「ごろごろ」などがあります。

選択肢5. リトミックは、ドイツの作曲家カール・オルフ(Orff,C.)が考案した音楽教育法である。

不適切です。

リトミックは、エミール・ジャック=ダルクローズの考案によるものです。

聴き取った音に合わせて体を動かしたり、紙をくしゃくしゃと触り、音を表現するなどがあります。

参考になった数13

02

この問題では、音楽に関する理論や知識を覚えておくことがポイントです。

 

選択肢1. 「わらべうた」は、地域によって様々な遊び方や歌い方が伝えられている。

適切です。

 

古くから伝承されてきたものが多く、

地域ならではの文化や風習が反映されています。

選択肢2. 「あわてんぼうのサンタクロース」(作詞:吉岡治、作曲:小林亜星)は、3拍子の曲である。

不適切です。

 

「あわてんぼうのサンタクロース」は4拍子です。

3拍子の曲は「ぞうさん」や「うみ」などがあります。

選択肢3. フルートは、金管楽器である。

不適切です。

 

フルートは木管楽器です。

金管楽器には、トランペットやトロンボーンなどがあります。

選択肢4. オノマトペとは、物の音や声などをまねた擬音語、あるいは物の様子や状態を言葉で表した擬態語をさす。

適切です。

 

「にゃーにゃー」「ワンワン」など、

動物の鳴き声を表現する時にも用いられます。

絵本でも多く見られる表現です。

選択肢5. リトミックは、ドイツの作曲家カール・オルフ(Orff,C.)が考案した音楽教育法である。

不適切です。

 

リトミックはスイスの作曲家ダルクロースが考案した音楽教育法です。

音楽を聴いて、自由に体で表現することで集中力や創造性を育みます。

オルフの音楽教育法は、既存の楽器だけでなく、

日常的に使う素材(例:空き箱や缶)なども楽器として使用し、

歌ったり、ダンスしたりし、即興的に音楽をつくることで創造性を育みます。

まとめ

子どもの感性を育むための音楽表現方法は様々あります。

音楽の理論や知識を知ることで、

学術的に子どもの育ちを促すことができます。

 

 

参考になった数11