保育士 過去問
令和6年(2024年)後期
問151 (保育実習理論 問11)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)後期 問151(保育実習理論 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、保育場面で自然の造形材料として、しばしば使用されるドングリについての記述である。適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A  ドングリは、コナラやクヌギ等の木の果実である。
B  ドングリの大きさはまちまちであるが、細長いものだけでなく、丸型、ダルマ形のものもある。
C  一般的に、水を張ったバケツにドングリを入れると、虫食い穴があるドングリは沈む。
D  縄文時代、ドングリは食料だったと考えられている。
  • A:○  B:○  C:○  D:○
  • A:○  B:○  C:×  D:○
  • A:○  B:○  C:×  D:×
  • A:×  B:×  C:○  D:○
  • A:×  B:×  C:○  D:×

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この過去問の解説 (2件)

01

ドングリの特徴を覚えておきましょう。

 

A適切です。

ドングリはブナ科の果実です。

 

B適切です。

木のなっているものや落ちているものを見ると、細長いもの、まるいものなどざまざまな形があります。

 

C不適切です。

一般的に、虫食いがあるドングリは水に浮きます。

これによって虫食いがあるかどうか見分けられます。

 

D適切です。

縄文時代、ドングリは食料として食べられていました。

選択肢2. A:○  B:○  C:×  D:○

正しい組み合わせです。

参考になった数10

02

この問題では、ドングリの特性を確認することがポイントです。

 

ドングリは保育現場で多く使用される自然の造形材料の一つです。

特性や種類について覚えておきましょう。

 

以下、解説です。

選択肢1. A:○  B:○  C:○  D:○

誤答です。

 

虫食い穴があるドングリは、ドングリを住みかとしている幼虫が、

中の実を食べて軽くなるため、水に浮きます。

中身が詰まっているドングリは重いため水に沈みます。

このようにバケツに張った水の中にドングリを入れることで、

虫のいないドングリを見分けることができます。

 

よって、この選択肢は該当しません。

 

選択肢2. A:○  B:○  C:×  D:○

正答です。

 

選択肢に出てくるコナラとクヌギの種類について詳しく解説します。

コナラは「ドングリ」と聞いてイメージする細長い形が特徴のドングリです。

クヌギは栗のように、トゲトゲした殻に包まれており、

まんまるい形が特徴のドングリです。

選択肢3. A:○  B:○  C:×  D:×

誤答です。

 

縄文時代はドングリが食料として使われていました。

主食だったともいわれています。

 

よって、この選択肢は該当しません。

選択肢4. A:×  B:×  C:○  D:○

誤答です。

 

ドングリは果実です。

コナラやクヌギ、アラカシ、マテバシイなど、

22種類ものドングリがあります。

 

よって、この選択肢は該当しません。

選択肢5. A:×  B:×  C:○  D:×

誤答です。

 

ドングリの形は実にさまざまです。

細長いラグビーボールのような形もあれば、

まんまるいダルマのような形もあります。

 

よって、この選択肢は該当しません。

 

まとめ

ドングリの特性や種類を踏まえて、

どのような保育実践ができるか考えてみましょう。

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