医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2021年5月公開問題
問4

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

医療事務の過去問/予想問題 2021年5月公開問題 診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

初再診料について、正しいものを選びなさい。
  • 症状が悪化して同一日に再度受診した場合、同日再診料は37点を算定する。
  • オンライン診療料は、初診料、再診料、外来診療料、在宅患者訪問診療料(I)(II )と併算定できる。
  • 同日に同時に2科を受診した場合、2つ目の診療科では再診は算定できない。
  • オンライン診療を開始するには、同一医師による直近6か月の対面診療の毎月実施が要件である。
  • 同日初診料は、別の医師による診察でなくてはならず、 3つ 目以降の診療科では算定できない。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

初再診料に関する問題です。

選択肢1. 症状が悪化して同一日に再度受診した場合、同日再診料は37点を算定する。

同日再診は再診料73点を算定できます。

選択肢2. オンライン診療料は、初診料、再診料、外来診療料、在宅患者訪問診療料(I)(II )と併算定できる。

併算定はできません。

追記:2022年の改定でオンライン診療料は削除されました。

選択肢3. 同日に同時に2科を受診した場合、2つ目の診療科では再診は算定できない。

2つ目の診療科では再診料37点を算定できます。

選択肢4. オンライン診療を開始するには、同一医師による直近6か月の対面診療の毎月実施が要件である。

直近3か月に改正されました。(2020年度改定より)

参考になった数8

02

同一日複数科受診時の初診料を「同日初診料」、同一日複数科受診時の再診料を「同日再診料」といい、1日に二度診察を受けたものを「同日再診」といいます。似たようなことばなので、何について尋ねられているのかを把握することがこの問題のポイントです。

選択肢1. 症状が悪化して同一日に再度受診した場合、同日再診料は37点を算定する。

誤りです。この場合は「同日再診」になります。再診料73点を算定します。

選択肢2. オンライン診療料は、初診料、再診料、外来診療料、在宅患者訪問診療料(I)(II )と併算定できる。

2022年改定でオンライン診療料は削除されました。

選択肢3. 同日に同時に2科を受診した場合、2つ目の診療科では再診は算定できない。

誤りです。

2つ目の診療科で1つ目の診療科と関連のある疾病でなければ、同日再診料37点を算定できます。

選択肢4. オンライン診療を開始するには、同一医師による直近6か月の対面診療の毎月実施が要件である。

誤りです。

原則かかりつけ医が行うことになっていますが、かかりつけ医がいない場合など、

オンラインによる初診診療も認められています。

選択肢5. 同日初診料は、別の医師による診察でなくてはならず、 3つ 目以降の診療科では算定できない。

正しいです。文のとおりです。

参考になった数5