医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2021年5月公開問題
問44

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問題

医療事務の過去問/予想問題 2021年5月公開問題 医療用語及び医学・薬学の基礎知識 問44 (訂正依頼・報告はこちら)

次の中から、誤っているものを選びなさい。
  • 病床には、一般、療養、精神、感染症、結核病床があり、急性期の患者は主に療養病床を使用する。
  • 標準治療とは、科学的根拠に基づき、かつ現在利用できる最良の治療であり、該当する状態の一般的な患者に対して推奨される治療のことをいう。
  • 神経学的検査とは、意識状態、言語、脳神経、運動系、感覚系、反射等の神経に関わっているとみられる総合的な所見を問診、触診や各種検査により検査することをいう。
  • 在宅医療とは、病院ではなく、自宅などで病気の療養をすることで、外来診察を続けながら治療を続けている場合も含む。
  • レセプト(診療報酬明細書)とは、患者が受けた保険診療について、医療機関が保険者に請求する医療報酬の明細書のことである。

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題は用語の意味を問うものです。

それぞれの用語は、医療機関で働くうえでよく耳にするものなので、

しっかり覚えておきましょう。

選択肢1. 病床には、一般、療養、精神、感染症、結核病床があり、急性期の患者は主に療養病床を使用する。

誤りです。

病床の種類は医療法で定められており、

一般・療養・精神・感染症・結核の5つです。

急性期とは、入院してすぐに手術や点滴などなんらかの治療が必要な状態であり、一般病床を使用します。

比較的病状が安定している慢性期に使用する病床が療養病床です。

選択肢2. 標準治療とは、科学的根拠に基づき、かつ現在利用できる最良の治療であり、該当する状態の一般的な患者に対して推奨される治療のことをいう。

正しいです。

文のとおりです。

選択肢3. 神経学的検査とは、意識状態、言語、脳神経、運動系、感覚系、反射等の神経に関わっているとみられる総合的な所見を問診、触診や各種検査により検査することをいう。

正しいです。

文のとおりです。

選択肢4. 在宅医療とは、病院ではなく、自宅などで病気の療養をすることで、外来診察を続けながら治療を続けている場合も含む。

正しいです。

文のとおりです。

選択肢5. レセプト(診療報酬明細書)とは、患者が受けた保険診療について、医療機関が保険者に請求する医療報酬の明細書のことである。

正しいです。

文のとおりです。

参考になった数3

02

正解は1番です。

1.病床は5種類で一般、療養、精神、感染症、結核病床です。急性期(病気やけがの初期)には主に一般病床を使用します。

2.科学的根拠に基づき、かつ現在利用できる最良の治療法を標準治療といいます。

3.神経学的検査とは、意識状態、言語、脳神経、運動系、感覚系、反射等の神経に関わっているとみられる総合的な所見を問診、触診や各種検査により検査することをいいます。

4.在宅医療とは自宅などで病気の療養をすることで、外来診察を続けながら治療を続けている場合も含みます。

5.医療機関はレセプト(診療報酬明細書)を提出することで、診療報酬を保険者に請求します。

参考になった数2

03

正解は1です。

1

病床には、一般病床、療養病床、精神病床、感染症病床、結核病床があり、療養病床は長期療養を目的としており、入院期間の制限などがありません。

2

選択肢文の通りです。

標準治療とは、臨床試験をもとに専門家の間で最善であると合意が得られている治療法のことをいいます。

3

選択肢文の通りです。

神経学的検査は、意識状態、言語、脳神経、運動系、感覚系、反射等の神経に関わっているとみられる総合的な所見を神経学的検査チャートを用いて記載します。

検査の記載は、「別紙様式19」に準じて行います。

記載方法は、「神経学的検査チャート作成の手引き」に記載されています。

4

選択肢文の通りです。

5

選択肢文の通りです。

毎月10日までに、前診療月のレセプトを支払基金、国保連合会に提出します。

参考になった数0