医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2021年10月公開問題
問21

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問題

医療事務の過去問/予想問題 2021年10月公開問題 介護保険制度の概要 問21 (訂正依頼・報告はこちら)

次の中から、誤っているものを選びなさい。
  • 第二号被保険者は、医療保険加入者でなくなった日の当日に、その資格を喪失する。
  • 介護福祉職が経管栄養を実施する際は、医師の指示を受けなければならない。
  • 介護福祉法上では介護福祉士の業務には介護者に対する介護に関する指導も含まれる。
  • 市町村は、65歳以上で環境や経済状況の為に居宅において養護を受けることが困難な者を、養護老人ホームに入所させる措置をとらなければならない。
  • 介護保険制度では都道府県が介護報酬の算定基準を定めている。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。

1.介護保険法上、医療保険加入者でなくなった日の当日に資格を喪失します。

2.経管栄養、喀痰吸引等は研修を実施の上、実施する際は、文書による医師の指示が必要です。

3.介護福祉士の業務は専門的知識及び技術をもち、要介護者への介護を行い、また介護者に対して介護に関する指導を行うこととされています。

4.市町村の義務として、65歳以上で環境や経済状況の為に居宅において養護を受けることが困難な者を、養護老人ホームに入所させることが挙げられます。

5.介護報酬の算定基準を定めるのは国です。

参考になった数5

02

「介護保険法」や「社会福祉士及び介護福祉士法」「老人福祉法」に関する問題です。

介護保険制度は医療保険制度と似て非なるものです。

両者の違いについては把握しておきましょう。

選択肢1. 第二号被保険者は、医療保険加入者でなくなった日の当日に、その資格を喪失する。

正しいです。文のとおりです。

介護保険法第11条にあります。

選択肢2. 介護福祉職が経管栄養を実施する際は、医師の指示を受けなければならない。

正しいです。文のとおりです。

介護福祉職であっても、都道県知事に登録をした者(登録喀痰吸引等事業者)でないとできないことになっています。

選択肢3. 介護福祉法上では介護福祉士の業務には介護者に対する介護に関する指導も含まれる。

正しいです。文のとおりです。

「社会福祉士及び介護福祉士法」第2条にあります。

選択肢4. 市町村は、65歳以上で環境や経済状況の為に居宅において養護を受けることが困難な者を、養護老人ホームに入所させる措置をとらなければならない。

正しいです。「老人福祉法」第11条にあります。

選択肢5. 介護保険制度では都道府県が介護報酬の算定基準を定めている。

誤りです。

介護報酬のサービス単位や地域単価を決めるのは国です。

参考になった数1

03

介護保険制度等に関する問題です。医療保険制度に関連してくるものもありますので、理解を深めておきましょう。

選択肢1. 第二号被保険者は、医療保険加入者でなくなった日の当日に、その資格を喪失する。

正しいです。介護保険法にて、医療保険加入者でなくなった日の当日にその資格を喪失すると定められています。

選択肢2. 介護福祉職が経管栄養を実施する際は、医師の指示を受けなければならない。

正しいです。 介護福祉職が喀痰吸引や経管栄養を行うためには、研修を修了し、都道府県知事の認定を受け認定証の交付を受けた上で、文書による医師の指示が必要となります。

選択肢3. 介護福祉法上では介護福祉士の業務には介護者に対する介護に関する指導も含まれる。

正しいです。社会福祉士及び介護福祉士法において、介護福祉士の業務には介護者に対する介護に関する指導も含まれるとされています。

選択肢4. 市町村は、65歳以上で環境や経済状況の為に居宅において養護を受けることが困難な者を、養護老人ホームに入所させる措置をとらなければならない。

正しいです。市町村は、65歳以上で環境や経済状況の為に居宅において養護を受けることが困難な者を、養護老人ホームに入所させる措置をとらなければならないと老人福祉法第十一条に定められています。

選択肢5. 介護保険制度では都道府県が介護報酬の算定基準を定めている。

誤りです。介護報酬の算定基準を定めているのは国です。

参考になった数0