医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問4

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問題

医療事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 保険医療機関等・療養担当規則等の基礎知識 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

療養担当規則にある医師である保険医の診療の具体的方針の記述として、誤っているものを一つ選びなさい。
  • 診察は、特に患者の職業上及び環境上の特性等を顧慮して行う。
  • 診察を行う場合は、患者の服薬状況及び薬剤服用履歴を確認しなければならない。ただし、緊急やむを得ない場合については、この限りではない。
  • 健康診断については、診療上必要があると認められる場合においては、療養の給付の対象として行う。
  • 往診は、診療上必要があると認められる場合に行う。
  • 各種の検査は、診療上必要あると認められる場合に行う。そのほか、各種の検査は、研究の目的をもって行ってはならない。ただし、治験に係る検査については、この限りではない。

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この過去問の解説 (3件)

01

療養担当規則とは「保険診療を行う上での基本的なルール」です。

今回はその中の診察についての問題です。

【療養担当規則 第20条 診療の具体的方針】

 診察

イ 診察は、特に患者の職業上及び環境上の特性等を顧慮して行う。

ロ 診察を行う場合は、患者の服薬状況及び薬剤服用歴を確認しなければならない。

  ただし、緊急やむを得な い場合については、この限りではない。

ハ 健康診断は、療養の給付の対象として行つてはならない。

ニ 往診は、診療上必要があると認められる場合に行う。

ホ 各種の検査は、診療上必要があると認められる場合に行う。

ヘ ホによるほか、各種の検査は、研究の目的をもつて行つてはならない。

選択肢1. 診察は、特に患者の職業上及び環境上の特性等を顧慮して行う。

イの内容と同じなので正しいです。

選択肢2. 診察を行う場合は、患者の服薬状況及び薬剤服用履歴を確認しなければならない。ただし、緊急やむを得ない場合については、この限りではない。

ロの内容と同じなので正しいです。

選択肢3. 健康診断については、診療上必要があると認められる場合においては、療養の給付の対象として行う。

診療上必要があると認められる場合においては、療養の給付の対象として行います

療養の給付の対象として行ってはならないので誤りです。

選択肢4. 往診は、診療上必要があると認められる場合に行う。

二の内容と同じなので正しいです。

選択肢5. 各種の検査は、診療上必要あると認められる場合に行う。そのほか、各種の検査は、研究の目的をもって行ってはならない。ただし、治験に係る検査については、この限りではない。

ホ、ヘの内容と同じなので正しいです。

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02

療養担当規則に関する問題です。

選択肢1. 診察は、特に患者の職業上及び環境上の特性等を顧慮して行う。

正しい記述です。

選択肢2. 診察を行う場合は、患者の服薬状況及び薬剤服用履歴を確認しなければならない。ただし、緊急やむを得ない場合については、この限りではない。

正しい記述です。

選択肢3. 健康診断については、診療上必要があると認められる場合においては、療養の給付の対象として行う。

誤りです。

健康診断は、療養の給付の対象とはなりません。

選択肢4. 往診は、診療上必要があると認められる場合に行う。

正しい記述です。

選択肢5. 各種の検査は、診療上必要あると認められる場合に行う。そのほか、各種の検査は、研究の目的をもって行ってはならない。ただし、治験に係る検査については、この限りではない。

正しい記述です。

参考になった数5

03

問題文自体に「療養担当規則」とあるので、こちらを見れば簡単に答えられる内容です。

診療の具体的方針は、療養担当規則の第20条です。

では、問題をみていきましょう。

選択肢1. 診察は、特に患者の職業上及び環境上の特性等を顧慮して行う。

正しいです。

療養担当規則第20条、1.診察のイに規定されています。

選択肢2. 診察を行う場合は、患者の服薬状況及び薬剤服用履歴を確認しなければならない。ただし、緊急やむを得ない場合については、この限りではない。

正しいです。

療養担当規則第20条、1.診察のロに規定されています。

選択肢3. 健康診断については、診療上必要があると認められる場合においては、療養の給付の対象として行う。

誤りです。

療養担当規則第20条、1.診察のハには「健康診断は、療養の給付の対象として行ってはならない」と規定されています。

選択肢4. 往診は、診療上必要があると認められる場合に行う。

正しいです。

療養担当規則第20条、1.診察のニに規定されています。

選択肢5. 各種の検査は、診療上必要あると認められる場合に行う。そのほか、各種の検査は、研究の目的をもって行ってはならない。ただし、治験に係る検査については、この限りではない。

正しいです。

療養担当規則第20条、1.診察のホとヘに規定されています。

参考になった数2