医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問36

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問題

医療事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識 問36 (訂正依頼・報告はこちら)

生活習慣病管理料の対象疾患として、誤っているものを一つ選びなさい。
  • 脂質異常症
  • 高血圧症
  • 高コレステロール血症
  • 高トリグリセライド血症
  • 高尿酸血症

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この過去問の解説 (3件)

01

【生活習慣病管理料】

脂質異常症、高血圧症、糖尿病を主病とする患者に対し、

生活習慣に関する総合的な治療管理を行った場合に、月1回に限り算定できます。

選択肢1. 脂質異常症

該当します。

脂質異常症…血液中に多く(または少なく)なる脂質の種類によって3つのタイプに分類されます。

・高LDLコレステロール血症:LDL(悪玉)コレステロールが多い

・低HDLコレステロール血症:HDL(善玉)コレステロールが少ない

・高トリグリセライド血症:中性脂肪が多い

選択肢2. 高血圧症

該当します。

選択肢3. 高コレステロール血症

該当します。

高コレステロール血症は脂質異常症に含まれます。

選択肢4. 高トリグリセライド血症

該当します。

高トリグリセライド血症は脂質異常症に含まれます。

選択肢5. 高尿酸血症

高尿酸血症は生活習慣病管理料には含まれません。

参考になった数5

02

生活習慣病管理料は許可病床数が200床未満の病院または診療所において、脂質異常症、高血圧症、糖尿病を主病とする患者に対して、治療計画を策定し、それに基づいて生活習慣に関する総合的な治療管理を行った場合に算定できるものです。

では、選択肢を見ていきましょう。

選択肢1. 脂質異常症

正しいです。

冒頭で述べた通りです。

選択肢2. 高血圧症

正しいです。

冒頭で述べた通りです。

選択肢3. 高コレステロール血症

正しいです。

脂質異常症に含まれます。

H20.4.5全国保険医団体連合会のQ&Aでも「脂質異常症を主病とする場合の点数で算定できる」とあります。

選択肢4. 高トリグリセライド血症

正しいです。

脂質異常症に含まれます。

H20.4.5全国保険医団体連合会のQ&Aでも「脂質異常症を主病とする場合の点数で算定できる」とあります。

選択肢5. 高尿酸血症

誤りです。

冒頭で述べた通り、脂質異常症・高血圧症・糖尿病に限ります。

参考になった数2

03

正解は「高尿酸血症」です。

高尿酸血症は、生活習慣病管理料の対象外となります。

参考になった数2