医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問82

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問題

医療事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識 問82 (訂正依頼・報告はこちら)

アルブミン定量(尿)、トランスフェリン(尿)、Ⅳ型コラーゲン(尿)の検査を同時に行った場合の算定について、正しいものを一つ選びなさい。
  • それぞれ算定できる
  • 主たるもののみ算定する
  • 主たるものを2つまで算定する
  • 点数の低いものを1つ算定する
  • 点数の低いものを2つまで算定する

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この過去問の解説 (3件)

01

トランスフェリン(尿)、アルブミン定量(尿)及びIV型コラーゲン(尿)は、糖尿病又は糖尿病性早期腎症患者であって微量アルブミン尿を疑うもの(糖尿病性腎症第1期又は第2期のものに限る)に対して行った場合に、3か月に1回に限り算定できます。 また同時に行った場合は、主たるもののみ算定します。

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02

検査実施料の算定に関する問題です。

診療報酬点数表の通知文に書かれています。

本問題で取り上げられている3つの検査はD001の尿中特殊物質定性定量検査の中の項目です。

通知文では

「糖尿病又は糖尿病性早期腎症であって微量アルブミン尿を疑うもの(糖尿病性腎症第1期又は第2期のものに限る)に対して行った場合に、3月に1回に限り算定できる。なお、これらを同時に行った場合は主たるもののみ算定する」

とあります。

2022年4月版点数表では

アルブミン定量(尿)99点、トランスフェリン(尿)101点、Ⅳ型コラーゲン(尿)184点です。

主たるものは、この中で一番点数の高いものを選びます。

選択肢1. それぞれ算定できる

誤りです。

冒頭で紹介した通知文のとおりです。

選択肢2. 主たるもののみ算定する

正しいです。

冒頭で紹介した通知文のとおりです。

選択肢3. 主たるものを2つまで算定する

誤りです。

冒頭で紹介した通知文のとおりです。

選択肢4. 点数の低いものを1つ算定する

誤りです。

冒頭で紹介した通知文のとおりです。

選択肢5. 点数の低いものを2つまで算定する

誤りです。

冒頭で紹介した通知文のとおりです。

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03

正解は「主たるもののみ算定する」です。

主たるもの(点数の高いもの)を一つまで算定します。

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