医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問88

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問題

医療事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識 問88 (訂正依頼・報告はこちら)

外来リハビリテーション診療料の算定について、誤っているものを一つ選びなさい。
  • 外来リハビリテーション診療料1は、7日間に1回を限度として算定する
  • 外来リハビリテーション診療料2は、14日間に1回を限度として算定する
  • 算定期間中、外来リハビリテーション診療料の1と2は併算定できない
  • 外来リハビリテーション診療料1も2も、再診料等の基本診療料との併算定ができる
  • 外来リハビリテーション診療料1も2も、期間内において2日以上のリハビリを提供することが条件である

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この過去問の解説 (3件)

01

*正解は外来リハビリテーション1を算定した日から7日間、外来リハビリテーション2を算定した日から14日間は、リハビリに関する初診料、再診料、外来診療料の算定はできません。

選択肢1. 外来リハビリテーション診療料1は、7日間に1回を限度として算定する

外来患者に対して、リハビリテーションの実施に関し必要な診療を行った場合に7日間に1度算定できます。

選択肢2. 外来リハビリテーション診療料2は、14日間に1回を限度として算定する

外来患者に対して、リハビリテーションの実施に関し必要な診療を行った場合に14日間に1回に限り算定できます。

選択肢3. 算定期間中、外来リハビリテーション診療料の1と2は併算定できない

併算定できません。

選択肢4. 外来リハビリテーション診療料1も2も、再診料等の基本診療料との併算定ができる

外来リハビリテーション1を算定する日から起算して7日以内の期間においては、当該リハビリテーションの実施に係る初診料、再診料、外来診療料、オンライン診療料は算定しません。

外来リハビリテーション2については14日以内の期間において上記内容と同じです。

選択肢5. 外来リハビリテーション診療料1も2も、期間内において2日以上のリハビリを提供することが条件である

外来リハビリテーション2は状態が比較的安定している患者で、リハビリテーション実施計画書において疾患別リハビリテーションを2週間に2日以上提供することとしていることが条件となります。

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02

外来リハビリテーション診療料に関する問題です。診療報酬点数表の「医学管理等」に「外来リハビリテーション診療料」があります。点数表をよく読めば答えられる問題です。

では、選択肢を見ていきましょう。

選択肢1. 外来リハビリテーション診療料1は、7日間に1回を限度として算定する

正しいです。

「B001-2-7 外来リハビリテーション診療料」の注1に書かれています。

選択肢2. 外来リハビリテーション診療料2は、14日間に1回を限度として算定する

正しいです。

「B001-2-7 外来リハビリテーション診療料」の注1に書かれています。

選択肢3. 算定期間中、外来リハビリテーション診療料の1と2は併算定できない

正しいです。

「B001-2-7 外来リハビリテーション診療料」の注2、注3に書かれています。

選択肢4. 外来リハビリテーション診療料1も2も、再診料等の基本診療料との併算定ができる

誤りです。

「B001-2-7 外来リハビリテーション診療料」の注2、注3「再診料、外来診療料は算定しない」とあります。

選択肢5. 外来リハビリテーション診療料1も2も、期間内において2日以上のリハビリを提供することが条件である

正しいです。

外来リハビリテーション診療料の通知の(2)と(3)に書かれています。

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03

誤っているものは「外来リハビリテーション料1も2も、再診料等の基本診療料との併算定ができる」です。

リハビリテーションを提供した日に、他の診察(投薬、採血、検査等)を行った場合、それらの検査等の費用は算定できますが、初再診料等の基本診療料は算定出来ません。

リハビリテーションを実施しない日は、基本診療料は算定できます。

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