医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問106

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問題

医療事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識 問106 (訂正依頼・報告はこちら)

検査名と疑い病名の組み合わせとして、誤っているものを一つ選びなさい。
  • 末梢血液一般検査・・・貧血の疑い
  • フェリチン定量・・・鉄欠乏性貧血の疑い
  • AST・・・腎機能低下の疑い
  • TG・・・脂質異常症の疑い
  • FT4・・・甲状腺機能低下症の疑い

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この過去問の解説 (3件)

01

血液検査と疑い病名の組み合わせ問題です。

 

選択肢1. 末梢血液一般検査・・・貧血の疑い

正しい組み合わせです。

末梢血一般は貧血だけでなく、感染症や血液性疾患の有無を推定することができます。

選択肢2. フェリチン定量・・・鉄欠乏性貧血の疑い

正しい組み合わせです。

フェリチンは血液中の鉄欠乏や鉄過剰の診断を行う項目です。

選択肢3. AST・・・腎機能低下の疑い

誤りです。ASTは肝機能を評価する項目です。

AST、ALT、γーGTPは検査頻度も多いので、セットで覚えましょう。

選択肢4. TG・・・脂質異常症の疑い

正しい組み合わせです。TG=トリグリセリド

選択肢5. FT4・・・甲状腺機能低下症の疑い

正しい組み合わせです。

他にもFT3、TSHなどの項目で甲状腺機能を調べることができます。

まとめ

何に対しての検査なのか、異常値であるとどんな疾患になるのか紐付けることができれば、適応病名だけでなく、同時算定ができない項目なども覚えやすくなります。

参考になった数2

02

検査名と疑い病名の組み合わせ問題です。

何の病気に対して行われる検査なのかを理解することは、レセプト点検業務の際に活かされます。

では、選択肢を見ていきましょう。

選択肢1. 末梢血液一般検査・・・貧血の疑い

正しいです。

末梢血液一般検査は貧血だけでなく、様々な疾患で行われます。

選択肢2. フェリチン定量・・・鉄欠乏性貧血の疑い

正しいです。

フェリチンは貯蔵鉄の量に関与しています。

そのため、フェリチンの値が低いと鉄欠乏性貧血が疑われます。

選択肢3. AST・・・腎機能低下の疑い

誤りです。

ASTは肝機能検査の一つです。

腎機能低下が疑われるときは、クレアチニン、BUN、Na、Clなどを実施します。

選択肢4. TG・・・脂質異常症の疑い

正しいです。

TGは中性脂肪を調べる項目です。

選択肢5. FT4・・・甲状腺機能低下症の疑い

正しいです。

FT4は血液中の甲状腺ホルモンを調べる検査です。

参考になった数0

03

誤っているものは「AST・・・腎機能低下の疑い」です。

ASTは、肝機能障害の疑い等が該当します。

腎機能低下の疑いは、クレアチニンなどの検査が該当します。

参考になった数0