医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問108

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問題

医療事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識 問108 (訂正依頼・報告はこちら)

疾患名と関連する項目名の組み合わせで誤っているものはどれか。一つ選びなさい。
なお、算定要件は満たしているものとする。
  • 悪性関節リウマチ・・・難病患者リハビリテーション料
  • B型肝炎(経過が慢性なもの)・・・生活習慣病管理料
  • 糖尿病・・・特定疾患療養管理料
  • SLE(全身性エリテマトーデス)・・・難病患者リハビリテーション料
  • LE皮疹・・・皮膚科特定疾患指導管理料(Ⅰ)

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この過去問の解説 (3件)

01

誤っているものは「B型肝炎(経過が慢性なもの)・・・生活習慣病管理料」です。

B型肝炎(経過が慢性のもの)は、算定要件を満たせば特定疾患療養管理料、ウイルス疾患指導管理料が算定できます。

この二つは、同月併算定できません。

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02

特定の疾患に対して算定する「医学管理料」や「リハビリテーション料」の問題です。

選択肢1. 悪性関節リウマチ・・・難病患者リハビリテーション料

正しい組み合わせです。

対象の難病による要介護者および準要介護者に対して算定可能です。

選択肢2. B型肝炎(経過が慢性なもの)・・・生活習慣病管理料

誤りです。

生活習慣病管理料は「高血圧症」「糖尿病」「脂質異常症」に対し月1回算定可能です。

選択肢3. 糖尿病・・・特定疾患療養管理料

正しい組み合わせです。

「生活習慣病管理料」とは併算定できないので注意が必要です。

選択肢4. SLE(全身性エリテマトーデス)・・・難病患者リハビリテーション料

正しい組み合わせです。

対象の難病による要介護者および準要介護者に対して算定可能です。

選択肢5. LE皮疹・・・皮膚科特定疾患指導管理料(Ⅰ)

正しい組み合わせです。

まとめ

どのような疾患か理解することで、簡単に覚えられます。

算定できるものであっても、同月に同時算定できないものもあるので注意しましょう。

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03

診療報酬の中には、特定の疾患の患者であることが算定条件になっているものが多いです。

本問題は疾患名と算定対象名の組み合わせ問題です。

では、選択肢をみていきましょう。

選択肢1. 悪性関節リウマチ・・・難病患者リハビリテーション料

正しい組み合わせです。

他にベーチェット病、多発性硬化症などが対象です。

選択肢2. B型肝炎(経過が慢性なもの)・・・生活習慣病管理料

誤りです。

生活習慣病管理料の対象疾患は、脂質異常症、高血圧症、糖尿病です。

B型肝炎で経過が慢性なもののは、特定疾患療養管理料の対象です。

選択肢3. 糖尿病・・・特定疾患療養管理料

正しい組み合わせです。

選択肢4. SLE(全身性エリテマトーデス)・・・難病患者リハビリテーション料

正しい組み合わせです。

他にベーチェット病、多発性硬化症などが対象です。

選択肢5. LE皮疹・・・皮膚科特定疾患指導管理料(Ⅰ)

正しい組み合わせです。

LE皮疹とは、エリテマトーデス皮疹のことです。

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