医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問125

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問題

医療事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 介護保険制度の概要 問125 (訂正依頼・報告はこちら)

介護保険制度の説明として、誤っているものを一つ選びなさい。
  • 介護保険の被保険者は、原則として40歳以上の全員で、年齢により2通りに区分されている。
  • 第2号被保険者は40歳から65歳未満で、医療保険に加入しており、16疾病の認定を受けた人である。
  • 65歳以上であっても、生活保護受給者の場合、介護保険の対象外となる。
  • 介護保険料に支払義務は、誕生日の前日の属する月から生じる。
  • 65歳以上の方には介護保険証が送付されるが、要介護認定を受けていない場合、介護サービスの対象外となる。

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この過去問の解説 (3件)

01

介護保険制度に関する問題です。

医療保険制度との違いに気をつけましょう。

選択肢1. 介護保険の被保険者は、原則として40歳以上の全員で、年齢により2通りに区分されている。

正しいです。

原則40歳以上65歳未満の第二号被保険者と65歳以上の第一号被保険者に分かれています。

選択肢2. 第2号被保険者は40歳から65歳未満で、医療保険に加入しており、16疾病の認定を受けた人である。

正しいです。

この16疾病のことを「特定疾病」といいます。

選択肢3. 65歳以上であっても、生活保護受給者の場合、介護保険の対象外となる。

誤りです。

65歳以上の生活保護受給者の場合、生活保護費から保険料が天引きされる形で社会福祉事務所が市町村に保険料を納めます。介護保険の対象です。

選択肢4. 介護保険料に支払義務は、誕生日の前日の属する月から生じる。

正しいです。文のとおりです。

選択肢5. 65歳以上の方には介護保険証が送付されるが、要介護認定を受けていない場合、介護サービスの対象外となる。

正しいです。文のとおりです。

介護サービスを受けるには要介護申請を行い、要介護認定を受けなければなりません。

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02

介護保険制度に関する問題です。

介護保険を使用すると、医療保険での治療に制限がかかる場合もあるので気をつけましょう。

選択肢1. 介護保険の被保険者は、原則として40歳以上の全員で、年齢により2通りに区分されている。

正しいです。40歳以上に加入が義務付けられています。

ただし介護保険サービスの利用に関しては、年齢区分による違いがあります。

選択肢2. 第2号被保険者は40歳から65歳未満で、医療保険に加入しており、16疾病の認定を受けた人である。

正しいです。

介護保険サービスの利用は、40歳〜65歳の区分では「16の特定疾患による要介護認定を受けている場合」に限られます。

選択肢3. 65歳以上であっても、生活保護受給者の場合、介護保険の対象外となる。

誤りです。

生活保護費に「介護保険料加算」として支給され、それから保険料が天引きされます。

その後は他と同様に介護認定を受けて、介護保険サービスを受けることができます。

選択肢4. 介護保険料に支払義務は、誕生日の前日の属する月から生じる。

正しいです。

選択肢5. 65歳以上の方には介護保険証が送付されるが、要介護認定を受けていない場合、介護サービスの対象外となる。

正しいです。

介護保険サービスを利用するには、要介護認定を受けることが必要です。

医療機関からの意見書、居住環境の確認や面談などを行い、介護度が認定されます。

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03

生活保護受給者であっても、65歳以上の方は、必ず介護保険に加入して第1号被保険者となります。

そのため、介護保険料を納付する義務が発生します。

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