医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問145

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問題

医療事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識 問145 (訂正依頼・報告はこちら)

次の特定保険医療材料のうち、算定できないものはどれか。1つ選びなさい。
  • 血管造影の際に使用した血管造影用カテーテル
  • 2歳の患者の点滴注射で使用したプラスティックカニューレ型静脈内留置針
  • 大手術で3日間要安静の患者に挿入した膀胱留置カテーテル
  • 骨折の手術で使用した固定用内副子
  • 人工腎臓で使用するダイアライザー

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この過去問の解説 (3件)

01

特定保険医療材料に関する問題です。

選択肢1. 血管造影の際に使用した血管造影用カテーテル

算定できます。

選択肢2. 2歳の患者の点滴注射で使用したプラスティックカニューレ型静脈内留置針

算定できません。

プラスティックカニューレ型静脈内留置針は、以前、特定保険医療材料として認められていましたが、2020年4月の診療報酬改正で算定不可となりました。

選択肢3. 大手術で3日間要安静の患者に挿入した膀胱留置カテーテル

算定できます。

留置カテーテル系の材料は24時間以上体内に留置していれば算定可というのが原則です。

選択肢4. 骨折の手術で使用した固定用内副子

算定できます。

選択肢5. 人工腎臓で使用するダイアライザー

算定できます。

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02

特定保険医療材料に関する問題です。価格が高い材料もありますので、算定誤りをしないよう算定価格を確認しながら計算をする必要があります。

選択肢1. 血管造影の際に使用した血管造影用カテーテル

算定可能です。

選択肢2. 2歳の患者の点滴注射で使用したプラスティックカニューレ型静脈内留置針

令和 2 年度診療報酬改定にて、プラスティックカニューレ型静脈内留置針は算定対象から外れました。

選択肢3. 大手術で3日間要安静の患者に挿入した膀胱留置カテーテル

算定可能です。

選択肢4. 骨折の手術で使用した固定用内副子

算定可能です。

選択肢5. 人工腎臓で使用するダイアライザー

算定可能です。

参考になった数0

03

特定保険医療材料の算定に関する問題です。

 

選択肢1. 血管造影の際に使用した血管造影用カテーテル

算定可能です。

血管造影検査を行う場合に使用する、造影剤を注入するカテーテルのことです。

選択肢2. 2歳の患者の点滴注射で使用したプラスティックカニューレ型静脈内留置針

プラスチックカニューレ型静脈内留置針は、算定できません。

点滴注射実施料に含むとされています。

選択肢3. 大手術で3日間要安静の患者に挿入した膀胱留置カテーテル

算定可能です。

 

選択肢4. 骨折の手術で使用した固定用内副子

算定可能です。

固定用内副子とは体内で骨折部を固定するプレートやスクリューのことです。

選択肢5. 人工腎臓で使用するダイアライザー

算定可能です。

ダイアライザーとは主に血液透析で用いられる器具です。

参考になった数0