ITパスポートの過去問
平成27年度 秋期
ストラテジ系 問4

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問題

平成27年度 秋期 ITパスポート試験 ストラテジ系 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

システム化構想の立案の際に、前提となる情報として、適切なものはどれか。
  • 経営戦略
  • システム要件
  • 提案依頼書への回答結果
  • プロジェクト推進体制

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この過去問の解説 (3件)

01

システムを導入する際の立案の時点で、なにが必要なのかということです。
立案という言葉に絞ることで、答えが見えます。

1 . 経営戦略
システムを立案するときに、経営戦略にあったものでなければいけません。
異なるものでは、そもそもシステムの意義もなくなります。

2 . システム要件
システムの開発に必要なのが要件です。

3 . 提案依頼書への回答結果
実際に開発するときに、どんな結果を返したのか、ベンダの選定に使われるのが提案依頼書です。

4 . プロジェクト推進体制
開発するための体制です。

答えは1となります。

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02

システム化構想の立案には、以下の作業内容が含まれます(出典:『共通フレーム2007』(IPA ソフトウェア・エンジニアリング・センター編、オーム社)。
・経営要求、課題の確認
・事業環境、業務環境の調査分析
・事業環境、現行業務、システム、情報技術動向の調査分析
・対象となる業務の明確化
・業務の新全体像の作成
・対象の選定と投資目標の策定
・システム化構想書の文書化と承認
・システム化推進体制の確立

システム化構想の立案の場面では、システム導入の目的(経営課題)を確認し、周辺環境を調査分析する必要があります。
システムの構想立案の中で最も重要となるのが「経営戦略との整合性」です。導入されるシステムが、会社の方針や経営計画を達成するものであるかどうかが第一に重要になります。

よって、正解は「1」となります。

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03

システムを構築するとき、全単体の流れは企画、要件定義と進めていきます。

この企画部分でシステム化構想とシステム化計画の立案というものを行います。

システム化計画とは以下のことを行います。

①経営要求、課題の確認
②事業環境、業務環境の調査分析
③現行業務、システムの調査分析
④情報技術動向の調査分析
⑤対象となる業務の明確化
⑥業務の新全体像の作成
⑦対象の選定と投資目標の策定
⑧システム化構想の文書化と承認
⑨システム化推進体制の確立

今回の設問では、上記の①~⑨のどれかに該当しているものが正解になります。

したがって、1の経営戦略のみが正解となります。

その他の回答は、システム化計画ではなく、要件定義など別のものに該当するため不正解です。

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