ITパスポートの過去問
平成27年度 秋期
マネジメント系 問44

プログラミングの生産性を1
内部設計の生産性は2、
結合テストの生産性は2、
外部設計の生産性は4、
システムテストの生産性は4と問題文にあります。

問題文より、外部設計の生産性を規模÷工数の式に当てはめて
4＝規模÷1なので、規模は4であることがわかります。

その他の工数を、問題文の式に当てはめていくと、

プログラミングの工数は、4÷1＝4人月
内部設計の工数は、4÷2＝2人月
結合テストの工数は、4÷2＝2人月
外部設計の工数は、問題文から1人月
システムテストの工数は、4÷4＝1人月

これらの人月をすべて足すと
4+2+2+1+1＝10人月となります。

したがって、３が正解となります。

問題を整理します。

生産性は規模÷工数
プログラミングの生産性は１
内部設計と結合テストの生産性は２
外部設計とシステムテストの生産性は４
外部設計の工数が１人月

がわかります。
外部設計とシステムテストの生産性が４で工数が１になるため、
４＝規模÷１
が成り立ち、規模が４であることがわかります。

規模が４であることがわかったため、順番に代入して工程を見ていきます。
生産性＝規模÷工数を工数＝規模÷生産性にしてから計算していきましょう。

問題から、外部設計は１です。
内部設計は４÷２＝２
プログラミングは４÷１で４
総合テストは４÷２＝２
システムテストは４÷４＝１

これらの工数をすべて足すと10人月という答えが導き出せました。
したがって、解答は３です。

生産性が高い工程ほどより少ない工数で進めることができ、反対に生産性が低い工程ほど工数が多くかかるようになります。
「生産性＝規模÷工数」により、
外部設計の生産性は4、工数1人月であり、規模は4となります。
これを他の工程に代入すると、
プログラミングの生産性1＝規模4÷工数4人月
内部設計の生産性2＝規模4÷工数2人月
結合テストの生産性2＝規模4÷工数2人月
システムテストの生産性4＝規模4÷工数1人月
工数の合計は10人月となります。