ITパスポートの過去問
平成28年度 春期
テクノロジ系 問70

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問題

平成28年度 春期 ITパスポート試験 テクノロジ系 問70 (訂正依頼・報告はこちら)

サブネットマスクの役割として、適切なものはどれか。
  • IPアドレスからEthernet上のMACアドレスを割り出す。
  • IPアドレスに含まれるネットワークアドレスと、そのネットワークに属する個々のコンピュータのホストアドレスを区分する。
  • インターネットと内部ネットワークを中継するときのグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスを対応付ける。
  • 通信相手先のドメイン名とIPアドレスを対応付ける。

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この過去問の解説 (3件)

01

サブネットマスクとは、IPアドレスのうちネットワークアドレスとホストアドレスを識別するための数値です。

IPアドレスには、どのネットワークに所属しているのかを示すネットワークアドレスと、そのネットワークの中のどのホストに該当するのかを示すホストアドレスがあります。

これらを区別するための数値がサブネットマスクです。
よって、2が正解です。

他の選択肢も押さえておきましょう。

1.IPアドレスからMACアドレスを割り出すのは、ARPテーブルです。

3.グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスを対応づけるのは、NATやNAPTです。

4.送信相手のドメイン名とIPアドレスを対応付けるのは、DNSです。

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02

本設問は、「サブネットマスクの役割」が問われています。

質問されているサブネットマスクとは、IPアドレスにおけるネットワークアドレスと、ホストアドレスとを識別し、分割するための数列を意味する言葉です。

そのため、2.の選択肢が正解と言えます。

それぞれの選択肢について考えてみます。

まず、1.の選択肢は『IPアドレスからEthernet上のMACアドレスを割り出す』とのことですので、サブネットマスクの説明としては不適切です。
IPアドレスからMACアドレスを割り出すには、ARPテーブルという対照表を使用します。そのため、1.の選択肢はARPテーブルの説明と考えられます。


2.の選択肢は『ネットワークアドレス』と『ホストアドレス』を区別するとありますので、「サブネットマスク」の説明であることがわかります。
そのため、2.の選択肢が正解と考えられます。


3.の選択肢については、『インターネットと内部ネットワークを中継するとき』に『グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスを対応付ける』とのことですので、IPアドレスを変換する技術の一つであるNAT(Network Address Translation)の説明と考えられます。
そのため、サブネットマスクの説明としては不適切です。


最後の4.の選択肢は、『通信相手先のドメイン名とIPアドレスを対応付ける』とありますから、DNS(Domain Name System)の説明と考えられます。
DNS(Domain Name System)は、インターネットにおいて多用されるドメイン名をIPアドレスに結びつけて、インターネットを利用しやすくするための仕組みです。
そのため、サブネットマスクの説明としては不適切です。

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03

サブネットマスクは、IPアドレスをネットワークアドレスの範囲とホストアドレスの範囲に分割するために使用されるビット列です。

したがって、IPアドレスに含まれるネットワークアドレスと、そのネットワークに属する個々のコンピュータのホストアドレスを区分することを述べている2が正解です。

1. ARP(Address Resolution Protocol)の説明です。
2. 正解です。
3. NAT(Network Address Translation )の説明です。
4. DNS(Domain Name System)の説明です。

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