ITパスポートの過去問
平成28年度 春期
テクノロジ系 問69

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問題

平成28年度 春期 ITパスポート試験 テクノロジ系 問69 (訂正依頼・報告はこちら)

ソフトウェアの不具合を修正するために提供されるファイルのことを何と呼ぶか。

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この過去問の解説 (4件)

01

問題文を基に、選択肢を見ていきます。

「1」のパターンファイルは、世の中に存在する様々なコンピューターウイルスの特長を記録したファイルを指します。ウイルス定義ファイルとも呼ばれますが、ソフトウェアの不具合修正に関連するものではないため、不正解となります。
「2」のバックアップファイルは、システム異常や装置の故障などによるデータの破損に備えて元データを複製したファイルのことを指すため、不正解となります。
「3」のバッチファイルは、バッチ処理(複数の処理をまとめて順次実行する処理のこと)を記述するファイルのことを指すため、不正解となります。

よって、正解は「4」となります。パッチ(patch)は英語で当て布や絆創膏のことを指しており、プログラムの修正ファイルをこれになぞらえてパッチファイルと呼んでいます。

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02

本設問で問われているのは「ソフトウェアの不具合を修正するために提供されるファイル」の名称です。

正解は、4.のパッチファイルです。

名称の似ている選択肢3.のバッチファイルとは、言葉の意味するところは大きく異なりますが、慌てていると、読み間違えてしまうため、注意が必要です。

それでは、それぞれの選択肢について考えてみたいと思います。


まず、1.の選択肢については、『パターンファイル』という名称ですので、主にアンチウィルスを目的として使用されるファイルを意味する名称です。
そのため、正解とは言えません。


次に、2.の選択肢は、『バックアップファイル』ですので、これはデータなどの複製を意味する名称です。
そのため、正解とは言えません。


続いて、3.の選択肢は、『バッチファイル』とのことですので、バッチ(Batch)処理をするためのファイルを意味する名称です。
そのため、正解とは言えません。


最後の4.の選択肢は、『パッチファイル』。ここで言われるパッチ(Patch)とは、綻んで穴の空いてしまった布の穴を塞ぐための小さな次当て布を意味する言葉です。
この意味から転じて、不具合の生じたファイルを修正するためのファイルの名称として、『パッチファイル』という名前が使われるようになったそうです。
そのため、この4.の選択肢が正解と言えます。

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03

選択肢をひとつずつ見ていきましょう。

1.パターンファイルとは、コンピュータウイルスの特徴を定義したファイルです。ソフトウェアの不具合修正とは関係がないため、誤りです。

2.バックアップファイルとは、パソコン上のデータを保管しておくためのファイルです。ソフトウェアの不具合修正とは関係がにないため、誤りです。

3.バッチファイルとは、Windows上で動作するコマンドをプログラムとして記載したファイルです。ソフトウェアの不具合修正に特化したファイルではないため、誤りです。

4.パッチファイルとは、ソフトウェアの不具合を修正するためのファイルです。よって、正解です。

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04

パッチファイル(Patch File)とは、プログラムやソフトウェアの不具合を部分的に修正するために、開発元から無償で配布されるデータをいいます。

修正部分を配布することで問題を改善し、すべてを再配布しなくても対応できるようになっています。

したがって、ソフトウェアの不具合を修正するために提供されるファイルを説明している4が正解です。

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