ITパスポートの過去問
平成28年度 秋期
ストラテジ系 問12

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この過去問の解説 (3件)

01

M&A(Mergers and Acquisitions)は、合併と買収の略で、自社に不足している経営資源を合併や買収により他社から取り込むことをいいます。


1.バリューチェーンマネジメントの説明です。

2.事業部制組織の説明です。

3.BPR(Business Process Reengineering)の説明です。

4.正解です。M&Aの説明です。

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02

本設問は、『M&Aに関する記述』として適切なものを選択肢から選ぶ問題です。

ここで言うM&Aは、Mergers & Acquisitionsの略で、日本語では企業買収を意味する言葉として使われます。しかし、実際には事業統合まで含めた広い意味での自社事業の強化策としての側面が目立つ言葉です。

それぞれの選択肢について解説します。

選択肢1.は『価値の連鎖を分析すること』とあり、これは『M&Aに関する記述』と言うよりも、バリュー・チェーン・マネジメントの説明と考えられます。

選択肢2.の『企業を事業ごと又は地域ごとに分割する』という行為は、『M&Aに関する記述』と言うよりも、企業を事業部制組織に再編する説明と考えられます。

選択肢3.の『IT技術を駆使して業務の処理能力とコスト効率を高める』とは、IT技術による無駄の低減と、業務の改善を意味するBPR(Business Process Reengineering)の説明と考えられます。

選択肢4.の『自社に不足している機能を企業買収などによって他社から取り込み』は、『M&Aに関する記述』と考えられます。

そのため、正解は選択肢4.と言えます。

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03

M&Aとは合併と買収の略です。

選択肢を一つずつ見ていきましょう。

1.企業の提供する製品やサービスなどの価値を生み出すための業務の流れ,価値の連鎖を分析することは、バリューチェーンマネジメントです。
よって、誤りです。

2.企業を事業ごと又は地域ごとに分割することによって事業戦略の自立性を高めることは、事業部制組織です。
よって、誤りです。

3.業務プロセスを抜本的に改革し,IT技術を駆使して業務の処理能力とコスト効率を高めることは、BPRです。
よって、誤りです。

4.自社に不足している機能を企業買収などによって他社から取り込み,事業展開を速めることは、M&Aです。
よって、正解です。

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