ITパスポートの過去問
平成28年度 秋期
ストラテジ系 問29

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問題

平成28年度 秋期 ITパスポート試験 ストラテジ系 問29 (訂正依頼・報告はこちら)

コンプライアンスの取組み強化活動の事例として、最も適切なものはどれか。
  • 従業員の社会貢献活動を支援するプログラムを拡充した。
  • 遵守すべき法律やルールについて従業員に教育を行った。
  • 迅速な事業展開のために、他社の事業を買収した。
  • 利益が得られにくい事業から撤退した。

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この過去問の解説 (4件)

01

1.

CSR (Corporate Social Responsibility)の説明です。

企業の社会的責任と訳され、利潤を追求するだけではなく、企業が社会の一員として企業が追うべき責任のことです。

解釈は企業や経営者によってまちまちですが、具体的には企業としての寄付やボランティア活動への参加を指すことが多いです。

2.【正解】

コンプライアンス(法令順守(遵守))の説明です。

企業として守るべきルール、またはルールを守ることを指します。

3.

M&A (Mergers and Acquisitions)の説明です。

日本語訳すると合併と買収であるように、会社同士が合体して新しい会社になることや、片方の会社が他の会社を買い取って吸収することです。

4.

選択と集中の説明です。

事業運営の軸をはっきりと決めることです。

限られた資源を有効利用するために、何をやめ、何を改善し、何を新たに始めればよいか浮き彫りにすることを言います。

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02

出題文で求められているのは、「コンプライアンスの取り組み強化活動の事例」です。

まずは、コンプライアンスについて掘り下げてみましょう。


コンプライアンスとは、『法令の遵守』を意味する言葉です。

従って、2.の「遵守すべき法律やルールについて従業員に教育を行った」が正解となります。



しかしながら、今回はコンプライアンスの言葉の意味を思いだせなかったとしても、設問の言葉遣いから答えを読み解く試みに触れておきたいと思います。


まず、設問から言葉を拾います。

設問では「取り組みの強化の事例」と言う文言が使われています。

読み解くと、この設問の答えは「強化が可能な取り組み」の「事例」であることがわかります。

更に分かりやすく読み替えると「事例(前例となる事実)」であるからには、繰り返し行うことで「強化が可能な取り組み」と理解することができます。


つまり、『強化のために何度も繰り返すことができる前例』が正解となります。


この点を踏まえて、それぞれの選択肢の言葉の違いを比べてみましょう。


2.の「遵守すべき法律やルールについて授業員に教育を行った。」は、教育という具体的な行動が示されており、何度も繰り返すことで、強化に繋がると考えられます。



分かりにくいと感じられる表現に出会ってしまったときには、少し時間を置いてから読み直すことで、設問と選択肢の関係性を理解して、正解を導き出すことができる場合があります。

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03

コンプライアンスとは、企業が法律やルールに順守して企業活動を行うことです。
よって、遵守すべき法律やルールについて教育を行う2が正解です。

1.従業員の社会貢献活動を支援することで、CSRの向上が見込めます。

3.他社の事業を買収して事業展開することを、M&Aといいます。

4.利益の出にくい事業から撤退して利益の出やすい事業に集中することを、選択と集中といいます。

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04

正解は2です。

1は、CSRへの取組みの事例です。

2は、正解のコンプライアンスへの取組みの事例です。

3は、M&Aへの取組みの事例です。

4は、選択と集中への取組みの事例です。

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