ITパスポートの過去問
平成28年度 秋期
ストラテジ系 問30
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問題
平成28年度 秋期 ITパスポート試験 ストラテジ系 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
店舗での陳列、販促キャンペーンなど、消費者のニーズに合致するような形態で商品を提供するために行う一連の活動を示す用語として、適切なものはどれか。
- ターゲティング
- ドミナント戦略
- マーチャンダイジング
- ロジスティックス
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この過去問の解説 (4件)
01
1.ターゲティングとは、市場細分化を行ってグループ化してから、どのグループをターゲットにするかを選択することです。消費者のニーズは関係ないため、誤りです。
2.ドミナント戦略とは、チェーン店が地域を絞って集中的に店舗を出店することです。消費者のニーズは関係ないため、誤りです。
3.マーチャンダイジングとは、顧客に商品を買ってもらうために、顧客が要求する製品を適切に提供することです。よって、正解です。
4.ロジスティックスとは、顧客にニーズに合わせて原材料の仕入れから商品の完成までを効率的に管理することです。商品の提供ではなく製造に関することなので、誤りです。
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02
1.
ターゲティング(target (標的) + -ing)とは、自社の製品を市場に投入する際、どの顧客層を標的にするか決めることです。
2.
ドミナント戦略(dominant (主要な) )とは、ある地域内に集中して店舗展開を行う戦略です。エリアの特性を生かした経営戦略を立てたり、地域内でのシェアを拡大し、他企業の優位に立つことを狙ったりする目的で行われます。
3.【正解】
マーチャンダイジング(merchandise (宣伝する,売買する) + -ing)とは、「商品をいかに効率よく回転させるか考えること」です。
人によっては「適正な商品」を「適正な時期」に「適正な場所」「適正な量」「適正な価格」で提供するための活動、や商品計画を立てること、と定義されるようです。
4.
ロジスティクスとは、原材料から販売までの物流を管理することです。元々はlogistics(兵站)を意味する言葉です。
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03
それぞれのカタカナの意味について掘り下げてみましょう。
1.の「ターゲティング」は、ターゲットと言う言葉から生み出された通り、『複数の候補の中から自社が寡占を得やすい市場を選び出すこと』を意味する言葉です。
2.の「ドミナント戦略」は、陣取りゲームのように、特定の地域に複数の営業支店を設けることで経営の効率化を実現し、市場シェアを高めることを目的とする戦略を意味する言葉です。
3.の「マーチャンダイジング」とは、『商品提供の為の合理的な流通』を意味する言葉で、アルファベットでは『Merchandising』と表記します。
日本語で表現するとなると、とても難しい概念なのですが、「消費者の求める商品を必要な時に、必要な量を、適切な価格で提供すること」を意味し、商品を提供する側にもチャンスロス、廃棄ロス、値引きロスを削減する効果が及ぶと考えられている、消費者にも業者にも恩恵をもたらすとする企業活動を指す言葉です。
従って、この設問では、3.の「マーチャンダイジング」が正解となります。
4.の「ロジスティックス」は、「主に物流の流れを中心として、原材料の調達から製品の引き渡しに至るまでを計画的に管理し、運用する」ことを指す言葉です。
この設問で正解するためには、それぞれの言葉をできるだけ正確に憶えていることが求められます。
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04
1のターゲティングは、競争優位を得やすい自社が算入すべきセグメント選定することです。
2のドミナント戦略は、特定地域に集中出店することで、経営の効率化や地域内での市場シェア率の向上を狙う市場戦略のことです。
3は正解のマーテャンダイジングです。
4のロジスティックスは、原材料の調達から、生産、販売に至るまでの物流を計画、管理、統制することで最適化する手段のことです。
マーチャンダイジングは、消費者の欲求、要求に適する商品を、適切な数量、価格、タイミング等で提供するための企業活動を表す言葉のことです。
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