ITパスポートの過去問
平成29年度 春期
ストラテジ系 問32

移動平均法では、直前の在庫商品の平均単価を使用します。
4/18の在庫と出庫の単価は4/8の在庫の平均単価の12円となります。
よって4/18の在庫の合計は、
（数量）50個×（平均単価）12円=（合計）600円です。

4/29の入庫合計が800円なので、4/18の在庫の合計600円を加えます。

600円＋800円＝1,400(円)

以上から在庫合計額の1,400円が4月末の商品の棚卸評価額になります。

よって3が正解です。

移動平均法とは、仕入れのたびに在庫商品の平均単価を求めて、棚卸評価額には直前の在庫商品の平均単価を用いる方法です。

よって、表中の仕入れごとに在庫商品の平均単価を求めます。

4月8日の仕入れの際の平均単価は12円です。
よって、4月18日の出庫と在庫の平均単価も12円となります。
4月18日時点での在庫合計価格は600円となります。

4月29日の仕入れの際、仕入れ合計は800円です。
4月18日の在庫と加算して平均単価を求めると、
600 + 800 = 1400円となります。

よって、３が正解です。

4/18の出庫単価は、直前の在庫商品の平均単価を用いるため、4/8時点の平均単価は12円なので
払出合計額は、12円×150個＝1800円
在庫合計額は、12円×50個＝600円

4/29の仕入れ単価は16円、仕入合計額は800円なので
在庫平均単価は、1400円÷100個＝14円
在庫合計額は600＋800＝1400円
つまり、1400円の3が正解です。