ITパスポートの過去問
平成29年度 春期
マネジメント系 問39

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問題

平成29年度 春期 ITパスポート試験 マネジメント系 問39 (訂正依頼・報告はこちら)

ソフトウェアの開発に当たり、必要となる作業を階層構造としてブレークダウンする手法はどれか。
  • CMM
  • ITIL
  • PERT
  • WBS

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この過去問の解説 (3件)

01

WBS(Work Breakdown Structure)とは、プロジェクトにおける作業を細かい単位に分割し、階層構造などで管理する手法のことである。作業の漏れや抜けを防ぐ効果があります。

1 CMMは組織的能力を成熟度モデルと言われ、組織がより良いプロセス管理を行う指針を体系化したものです。
2 ITILは、ITサービスマネジメント運用管理の成功事例です。
3 PERTは、プロジェクトの各作業間の関連性や順序関係の日程を計画するための手法です。
4 正解です。

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02

WBSとはWork Breakdown Structureの略で、作業分解構成図といいます。プロジェクトの工程をタスクごとに分解し、スケジュール管理を行う手法をいいます。

1.CMMとはCapability Maturity Model (能力成熟度モデル)の略で、企業の成熟度に応じてより良いプロセス管理をするための指針を体系化したものです。よって誤りです。

2.ITILとはITサービスマネジメントの成功事例を体系化したガイドラインです。よって誤りです。

3.PERTは工程管理の手法の一つで、各タスクの関連性からリードタイムを算出して、工程の誕出化を図る手法です。よって誤りです。

4.WBSの説明ですので、正解です。

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03

ソフトウェアの開発にあたって、必要な作業をブレークダウンする手法はWBSです。
WBSは、ソフトウェア開発に必要な作業を洗い出してそれを元にスケジュールを立てる手法です。
よって、正解は4です。

他の選択肢も押さえておきましょう

1.CMMとは能力成熟度モデルです。よりよいプロセス管理を行うために守るべき指針を示したものです。

2.ITILとはITサービスマネジメントのベストプラクティスを集めた知識体系です。

3.PERTとはプロジェクトの各作業の関連や順序をまとめる手法です。

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