ITパスポートの過去問 平成31年度 春期 ストラテジ系 問35
この過去問の解説 (3件)
ロングテールとは、実店舗では陳列されにくいような販売数が少ない商品を、インターネット上で販売することを指します。
インターネット上の店舗であれば多種多様な商品を取り扱えるため、陳列棚のスペースに制限がある実店舗に比べて、ニッチな商品を扱いやすいという特徴があります。
選択肢を一つずつ見てきましょう
1.売れ筋商品を中心に仕入れるのは、パレートの法則です。
よって、誤りです。
2.多くの店舗で売れている商品であると宣伝するのは、バンドワゴン効果です。
よって、誤りです。
3.著名人のブログで宣伝するのは、インフルエンサーマーケティングです。
よって、誤りです。
4.販売機会が少ない商品をそろえるのが、ロングテールです。
よって、正解です。
実店舗では、陳列スペースに限りがある為、パレートの法則に基づく、売れ筋商品による品揃えが中心になることが一般的です。しかし、インターネット通販では、実店舗に比べ、陳列スペースの制限がないことから、売れ筋以外のニッチな商品も品揃えすることができます。それにより、それぞれの売り上げは少なくても非常に多くの商品が売れることにより、売れ筋に負けない売り上げを得ることがあります。このように多品種を品揃え商品毎の売上を並べたグラフは、売る上げが低い方向に非常に長く伸びていることから、恐竜の尻尾に例えロングテールと呼ばれます。これから、売れ筋以外にも多数を陳列することをロングテール戦略などと呼ぶようになりました。
選択肢の4がロングテールの事例となります。したがって、4が正解です。
1はパレートの法則、3はバンドワゴン効果、インフルエンサーの事例です。
ロングテールとは、実店舗では陳列されにくいような販売数が少ない商品を、インターネット上で販売することです。よって、4が正解です。
1.パレートの法則の説明です。
2.バンドワゴン効果の説明です。
3.インフルエンサーマーケティングの説明です。
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