ITパスポートの過去問
令和元年度 秋期
テクノロジ系 問64

排他制御とは、とあるデータの更新操作を同時に行えなくする制御のことです。ほぼ同時に複数のデータ更新処理が発生したとしても、片方が完了するまではもう片方の処理は開始されません。
データの更新が同時に行われることによって、データの不整合が生じないようにするものです。

したがって、4が正解です。


1.誤ってデータを修正したり、データを故意に改ざんされたりしないようにする。
→読み取り専用機能などの目的です。

2.データとプログラムを相互に独立させることによって、システムの維持管理を容易にする。
→データベース管理システムそのものの目的です。

3.データの機密のレベルに応じて、特定の人しかアクセスできないようにする。
→アクセス制御機能の目的です。

1 .誤ってデータを修正したり、データを故意に改ざんされたりしないようにする。

書き込み権限制御の目的です。


2 .データとプログラムを相互に独立させることによって、システムの維持管理を容易にする。

データベース管理システムの目的です。


3 .データの機密のレベルに応じて、特定の人しかアクセスできないようにする。

アクセス権限制御の目的です。


4 .複数のプログラムが同一のデータを同時にアクセスしたときに、データの不整合が生じないようにする。

排他制御の目的です。

したがって、4が正解です。

排他制御とは、1つの処理を実行している際に、他の処理が実行できないようにすることです。一方の処理を制御することによりデータの不整合が生まれないようにすることができます。
よって、4が正解です。

1.読み取り専用機能の説明です。
2.データベース管理システムそのものの説明です。
3.アクセス制御機能の説明です。