ITパスポートの過去問 令和3年度 マネジメント系 問43
この過去問の解説 (3件)
3が正解です。
受入れ検収(受入テスト:UAT)とは、システム開発を外注し納品される際に行われるテストで、依頼元が行います。
依頼通りのシステムが納品されているかを検証する作業ですので、納品のタイミングで行われます。
設問では「B社と設計、プログラミング及び結合テストを委託範囲」としていますので、B社の受注内容は結合テストまでです。
そのため、「結合テストと総合テストの間」である3が正解となります。
1) 不正解です。システム要件定義と設計の間は納品前です。
2) 不正解です。プログラミングと結合テストの間は納品前です。
4) 不正解です。運用テストはB社が納品完了した後です。
受入れ検証は、委託先での作業完了後に、その成果物の品質を発注元が
検証する工程のことです。設問では、A社はB社に結合テストまでを
委託しているので、結合テスト完了後に受入れ検証をすることになります。
よって、3が正解です。
受入れ検収とは、外部委託先が納品した内容が、委託した内容の品質に合致しているかどうかを、発注者がチェックすることです。
検収をもって、完了となりますので、委託内容がすべて納品された後に検収を行います。
また、検収後に次の工程へと進むことになります。
本設問において、①システム要件定義、②設計、③プログラミング、④結合テスト、⑤総合テスト、⑥運用テストの順に開発を行うとあります。
そのうち、②設計から④結合テストまでを外部委託するとあります。
納品後に検収し、検収後に次の工程へ進むことを考えると、⑤総合テストの前が適切です。
よって、結合テストと総合テストの間となります。
結合テストと総合テストの間となります。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
発注者側にとって、検収を適切に行うことがシステム開発においてはとても重要です。
外部委託先への発注から完了までの流れを押さえておきましょう。
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