それぞれの専門用語について解説します。
マーケティングに関する専門用語がほとんどですが、開発に関するものも含まれています。
A/Bテスト (正解)
設問にある「有料サービスへの申込み」はWebマーケティング用語でコンバージョンといい、申込みなどの成約率のことをコンバージョン率といいます。A/Bテストはこのコンバージョン率を改善するための比較によく用いられ、サイト全体のデザインのほか、バナークリック数などのチェックにも使われます。
A/Bテストは2種類だけではなく、3種類以上のパターンで実施されることもあります。
こうした実験的なサイト運用などによる改善のことをCRO（コンバージョン率最適化）といいます。
ABC分析
販売している製品やサービスが複数ある場合、なにを重点的に売れば良いかを分析することです。方法として、製品を収益や販売コストなどで順位づけするためのパレート図を作成します。取り扱っている製品がそれぞれ異なるターゲット層である場合、どこに注力すれば利益率を上げられるかを見える化できます。
クラスタ分析
得られた統計データをグルーピングし、その特徴を掴むために行う分析です。たとえ製品が売れても、それがなぜかという事が分からなくては今後のプロモーション手法が明確になりません。売れた要因が年齢層なのか地域性なのか、漠然としたことから具体的に要因を絞り込むためにクラスタ分析を行います。
リグレッションテスト（退行テスト）
何か変更を行った際、それについて悪影響を及ぼしていないかをチェックする事です。例えば設問のオンラインサービスについて、新デザインにJavaScriptによるアニメーションを追加したが、それによるレイアウト崩れがないか、クリックした項目はきちんと機能するか、といったことです。
A／Bテストは異なる２つのパターンの成果を比較することで、より最適なパターンを見つけ出すテストのことをいいます。
正解です。
ABC分析は商品を重要度の高い順にA、B、Cの３つのグループに分類して管理・分析する手法です。
クラスタ分析は性別や年齢など、大きな集団の中から類似性のあるものを集めてグループ分けして行う分析方法です。
リグレッションテストはプログラムの変更・修正を行った際に行うソフトウェアテストの一つです。
回帰テスト、退行テストとも呼ばれています。
オンラインサービスにおいて、異なる２パターンのデザインを利用者を
通じて比較検証する手法をＡ／Ｂテストといいます。
正解です。
不正解です。パレート図を使って、Ａ~Ｃのグループ分けして分析する手法のことです。
不正解です。測定データの類似性で分類分けし、原因を分析する手法のことです。
不正解です。システムを変更した際に元々正常だった部分を検証するテストのことです。
