ITパスポートの過去問
令和4年度
ストラテジ系 問33

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

令和4年度 ITパスポート試験 ストラテジ系 問33 (訂正依頼・報告はこちら)

IT機器やソフトウェア、情報などについて、利用者の身体の特性や能力の違いなどにかかわらず、様々な人が同様に操作、入手、利用できる状態又は度合いを表す用語として、最も適切なものはどれか。
  • アクセシビリティ
  • スケーラビリティ
  • ダイバーシティ
  • トレーサビリティ

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

それぞれの専門用語について解説します。

1 アクセシビリティ (正解)

ITサービスなどを、子供や高齢の方など誰でも快適に利用できるように設計するための概念です。

特に最近ではスマホからWebサイト上で申し込み、登録する体制のサービスが増えたため、ウェブアクセシビリティが重要視されています。年齢的な面だけではなく、障害を患っている方でも使えるよう、UI、UXデザインをすることが重要です。

2 スケーラビリティ

運用しているシステムにどれだけの拡張性があるかという概念です。サービス利用者の増加やセキュリティアップデートなど、システムは常に高いスペックを要求されています。そのため、システムのアップグレードについては適時検討する必要があります。主な対策として、高性能な機器に交換するスケールアップと、複数台の機器に負荷分散させるスケールアウトがあります。

3 ダイバーシティ

人種や思想、年齢層など、多種多様な人たちの集団のことで、人種差別などの社会問題でよく使用される専門用語です。異なる人種どうしがお互いの価値観を認め合い、社会的な相乗効果を発揮を目的としたD&I(ダイバーシティ & インクルージョン)という活動が現在推進されています。

4 トレーサビリティ

製造された製品について「場所」「製造者」「製造時期」などの概要が把握できるよう、流通の一連を追跡することです。企業間の物流をチェックするチェーントレーサビリティと、製造工程のみに着目する内部トレーサビリティがあります。消費者に対する信頼のため、トレーサビリティは重要視されています。

参考になった数28

02

1が正解です。

アクセシビリティとは、近づきやすさ、アクセスのしやすさなどの意味を持っており、どの利用者にも同じように利用・操作できる状態を表します。

1の解説)正解です。

2の解説)スケーラビリティは拡張性のことで、システム規模の変化に柔軟に対応できるほど、スケーラビリティが高いと表現されます。

3の解説)ダイバーシティは人種・性別・年齢など人材の多様性やその多様性を生かして活用する考え方のことをいいます。

4の解説)トレーサビリティは、その製品がどこから来たのか、どこに行ったのかなど原材料を調達するところから廃棄まで追跡可能な状態であることをいいます。

参考になった数4

03

IT機器やソフトウェアにおいて、利用者の身体特性や能力の違いに

関わらず、様々な人が同時に入手や利用できることをアクセシビリティ

といいます。

1.正解です。

2.不正解です。拡張性のことです。

3.不正解です。人種や性別にとらわれない考え方のことです。

4.不正解です。追跡する仕組みのことです。

参考になった数2