ITパスポートの過去問
令和5年度
テクノロジ系 問31

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問題

令和5年度 ITパスポート試験 テクノロジ系 問31 (訂正依頼・報告はこちら)

ハイブリッド暗号方式を用いてメッセージを送信したい。メッセージと復号用の鍵の暗号化手順を表した図において、メッセージの暗号化に使用する鍵を(1)とし、(1)の暗号化に使用する鍵を(2)としたとき、図のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。
問題文の画像
  • a:共通  b:公開
  • a:共通  b:秘密
  • a:公開  b:共通
  • a:公開  b:秘密

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この過去問の解説 (2件)

01

ハイブリット暗号方式は、公開鍵暗号方式と共通鍵暗号方式の両方を組み合わせたものです。

公開鍵暗号方式の安全性と共通鍵暗号方式の処理速度の速さという、それぞれのメリットを生かすものです。

具体的には、メッセージ本文の暗号化に共通鍵暗号方式を用い、共通鍵の暗号化には公開鍵暗号方式を用います。

暗号化された共通鍵はメッセージと一緒に送信します。

よって、aは共通、bは公開となります。

選択肢1. a:共通  b:公開

よって、本選択肢の内容は正しいです。

まとめ

ハイブリット暗号方式の仕組みについて、概要を覚えるようにしましょう。

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02

ハイブリッド暗号方式とは、公開鍵暗号方式と共通鍵暗号方式を組み合わせることで暗号化通信を実現する方式です

ハイブリッド暗号方式では、メッセージ本文の暗号化に共通鍵暗号方式を用い、共通鍵の暗号化には公開鍵暗号方式を用います

選択肢1. a:共通  b:公開

正解です。解説のとおりです

選択肢2. a:共通  b:秘密

受信者は公開鍵を用いて暗号化を行うため不正解です

選択肢3. a:公開  b:共通

メッセージ本文の暗号化は共通鍵、受信者は公開鍵を用いて暗号化を行うため不正解です

選択肢4. a:公開  b:秘密

メッセージ本文の暗号化は共通鍵、受信者は公開鍵を用いて暗号化を行うため不正解です

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