ITパスポートの過去問
令和5年度
テクノロジ系 問42

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問題

令和5年度 ITパスポート試験 テクノロジ系 問42 (訂正依頼・報告はこちら)

サブネットマスクの役割として、適切なものはどれか。
  • IPアドレスから、利用しているLAN上のMACアドレスを導き出す。
  • IPアドレスの先頭から何ビットをネットワークアドレスに使用するかを定義する。
  • コンピュータをLANに接続するだけで、TCP/IPの設定情報を自動的に取得する。
  • 通信相手のドメイン名とIPアドレスを対応付ける。

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この過去問の解説 (2件)

01

サブネットマスクとは、IPアドレスにおいて、ネットワークアドレス部とホストアドレス部の区別を、ビット(0と1)を用いて示したものです。

選択肢1. IPアドレスから、利用しているLAN上のMACアドレスを導き出す。

「IPアドレスから、利用しているLAN上のMACアドレスを導き出す」のはARP(Address Resolution Protocol)のことです。

よって本選択肢の内容は誤りです。

選択肢2. IPアドレスの先頭から何ビットをネットワークアドレスに使用するかを定義する。

IPアドレスをネットワークアドレスとホストアドレスに分けることですので、サブネットマスクに関する説明です。

よって本選択肢の内容は正しいです。

選択肢3. コンピュータをLANに接続するだけで、TCP/IPの設定情報を自動的に取得する。

コンピュータをLANに接続するだけで、TCP/IPの設定情報を自動的に取得する」のはDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)のことです。

よって本選択肢の内容は誤りです。

選択肢4. 通信相手のドメイン名とIPアドレスを対応付ける。

通信相手のドメイン名とIPアドレスを対応付ける」のは、DNS(Domain Name System)のことです。

よって本選択肢の内容は誤りです。

まとめ

例えば、IPアドレスの先頭から24ビットがネットワークアドレスという場合は、

「11111111 11111111 11111111 00000000」、すなわちサブネットマスクは「255.255.255.0」となります。

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02

サブネットマスクとは、IPアドレスのネットワークアドレスとホストアドレスの区切りを示したものです

ビットの値が1の場合はネットワークアドレス、0の場合はホストアドレスをあらわします

選択肢1. IPアドレスから、利用しているLAN上のMACアドレスを導き出す。

ARPに関する説明です

選択肢2. IPアドレスの先頭から何ビットをネットワークアドレスに使用するかを定義する。

正解です

解説のとおりです

選択肢3. コンピュータをLANに接続するだけで、TCP/IPの設定情報を自動的に取得する。

DHCPに関する説明です

選択肢4. 通信相手のドメイン名とIPアドレスを対応付ける。

DNSに関する説明です

参考になった数3