サブネットマスクとは、IPアドレスにおいて、ネットワークアドレス部とホストアドレス部の区別を、ビット(0と1)を用いて示したものです。
選択肢1. IPアドレスから、利用しているLAN上のMACアドレスを導き出す。
「IPアドレスから、利用しているLAN上のMACアドレスを導き出す」のはARP(Address Resolution Protocol)のことです。
よって本選択肢の内容は誤りです。
選択肢2. IPアドレスの先頭から何ビットをネットワークアドレスに使用するかを定義する。
IPアドレスをネットワークアドレスとホストアドレスに分けることですので、サブネットマスクに関する説明です。
よって本選択肢の内容は正しいです。
選択肢3. コンピュータをLANに接続するだけで、TCP/IPの設定情報を自動的に取得する。
「コンピュータをLANに接続するだけで、TCP/IPの設定情報を自動的に取得する」のはDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)のことです。
よって本選択肢の内容は誤りです。
選択肢4. 通信相手のドメイン名とIPアドレスを対応付ける。
「通信相手のドメイン名とIPアドレスを対応付ける」のは、DNS(Domain Name System)のことです。
よって本選択肢の内容は誤りです。
まとめ
例えば、IPアドレスの先頭から24ビットがネットワークアドレスという場合は、
「11111111 11111111 11111111 00000000」、すなわちサブネットマスクは「255.255.255.0」となります。