ITパスポートの過去問
令和6年度
ストラテジ系 問11
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
令和6年度 ITパスポート試験 ストラテジ系 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
品質に関する組織やプロセスの運営管理を標準化し、マネジメントの質や効率の向上を目的とした方策として、適切なものはどれか。
- ISMS の導入
- ISO 9001の導入
- ITIL の導入
- プライバシーマークの取得
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
ISO(International Organization for Standardization:国際標準化機構)
という組織が国際的な規格を決めています。
ISOが標準化した規格の名前には「ISO」の後に番号がつくようになっています。
品質マネジメントシステムに関する規格は ISO 9000 です。
9000番台はすべて品質に関する規格だと覚えておきましょう。
ISMS(Information Security Manegement System)とは、
情報セキュリティマネジメントシステムのことです。
組織における情報システムを管理するための仕組みや枠組みのことを言います。
正解です。
ちなみにISO規格には他に
・ISO 14001 環境マネジメントシステムに関する規格
・ISO 27001 情報セキュリティマネジメントシステムに関する規格
などがあります。
ISMSはISO 27001で規定されています。
ITIL(Information Technology Infrastructure Library)とは、
ITサービスマネジメントのベストプラクティス(最良の事例)が書かれた本のことです。
プライバシーマークとは、個人情報を適切に管理している事業者に与えられる登録商標のことです。
なお、個人情報を取り扱うすべての会社が取得する必要はありません。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
02
「ISO 9001」とは、品質に関する管理手法やマネジメント手法を標準化したものです。
ISOは製品やサービス、システムなどの標準的な規格を決める組織のことです。
なお、ISO27001は情報セキュリティについて。ISO15001は個人情報の適切な管理に関する規格です。
ISMSとはセキュリティを確保するための管理システムのことを指します。
セキュリティ対策をするうえで、どのような仕組みでやっていくべきかをまとめたものです。
設問の通りです。
「ITIL」とはITサービスのマネジメントの成功事例をまとめた文書です。
「プライバシーマーク」とは個人情報の取り扱いが適切にされている企業が利用できるマークです。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
03
品質に関する組織やプロセスの運営管理を標準化し、
マネジメントの室や効率の向上を目的とした方策では、
ISO9001の導入が適切です。
誤り。
ISMSは、情報セキュリティマネジメントシステムのことで
情報の機密性、完全性、可用性を適切に維持管理する
体制の構築、運用、改善することを目的とします。
正しい。
ISO 9001は、品質マネジメントシステムに関する
国際規格です。
品質を管理する体制を構築、運用、改善することを目的とします。
誤り。
ITILは、ITサービスマネジメントのベストプラクティスを
集めたフレームワークです。
誤り。
プライバシーマーク制度は、個人情報を
適切に取り扱いための体制を整備している
事業者等を認定する制度のです。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問10)へ
令和6年度問題一覧
次の問題(問12)へ