ITパスポートの過去問
令和6年度
テクノロジ系 問2
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問題
令和6年度 ITパスポート試験 テクノロジ系 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
暗号化方式の特徴について記した表において、表中の a〜d に入れる字句の適切な組合せはどれか。
- a:共通鍵暗号方式 b:公開鍵暗号方式 c:遅い d:速い
- a:共通鍵暗号方式 b:公開鍵暗号方式 c:速い d:遅い
- a:公開鍵暗号方式 b:共通鍵暗号方式 c:遅い d:速い
- a:公開鍵暗号方式 b:共通鍵暗号方式 c:速い d:遅い
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題を解く際のポイントは、共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式の違いを理解し、それぞれの特徴に応じた適切なキーワードを選択することです。暗号化方式には大きく2つの方式があり、それぞれ「鍵の特徴」「鍵の配布の難しさ」「処理速度」に違いがあります。この違いに注目して回答します。
公開鍵暗号方式では、暗号化と復号に異なる鍵を使用します。暗号化に使用する鍵(公開鍵)は公開されており、復号に使用する鍵(秘密鍵)は秘密にされます。この方式では、公開鍵を安全に配布することが容易です。しかし、暗号化と復号の処理には多くの計算リソースを必要とするため、共通鍵暗号方式に比べて処理速度は遅くなります。この方式は、安全性が高い反面、処理速度が犠牲になるという特徴があります。
ポイント:
鍵の特徴:暗号化鍵と復号鍵が異なる
鍵の配布:容易
処理速度:遅い
共通鍵暗号方式では、暗号化と復号に同じ鍵を使用します。鍵が同一であるため、通信相手間で安全に鍵を共有・配布することが難しいという問題があります。しかし、この方式は暗号化と復号の処理が非常に高速であるという特徴を持っています。そのため、大量のデータを扱う際など、処理速度が重要視される場合に適しています。
ポイント:
鍵の特徴:暗号化鍵と復号鍵が同じ
鍵の配布:難しい
処理速度:速い
公開鍵暗号方式は、暗号化と復号に異なる鍵を使用するため、安全性が高い反面、計算量が多くなるため処理速度が遅いです。特に大規模なデータを暗号化・復号する際には、共通鍵暗号方式に比べて時間がかかるのが特徴です。
共通鍵暗号方式は、同一の鍵を使って暗号化・復号を行うため、非常に高速に処理を行うことができます。処理速度の観点では、公開鍵暗号方式よりも圧倒的に速いため、大量のデータを扱う場合やリアルタイム性が求められる場合には共通鍵暗号方式が有効です。
暗号化方式には「共通鍵暗号方式」と「公開鍵暗号方式」の2つがあり、それぞれ特徴があります。共通鍵暗号方式は、暗号化鍵と復号鍵が同じで、鍵の配布が難しいものの処理速度が速いです。公開鍵暗号方式は、暗号化鍵と復号鍵が異なり、鍵の配布が容易ですが、処理速度は遅いです。
このようなことを覚えておきましょう:安全性が求められる場合には公開鍵暗号方式を使用し、処理速度が重視される場合には共通鍵暗号方式が適しています。
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02
暗号化方式の特徴について、a〜dに入る字句の適切な組み合わせを問う問題。
評価: 共通鍵暗号方式は速いが、この選択肢では「遅い」となっているため不適切です。
評価: 逆の特性(共通鍵暗号が遅く、公開鍵暗号が速い)になっており不適切です。
評価: 公開鍵暗号方式が「遅い」、共通鍵暗号方式が「速い」という特性に合致しており、正解です。
評価: 処理速度が逆(公開鍵が速く、共通鍵が遅い)になっているため不適切です。
暗号化方式の特性を踏まえると、「a:公開鍵暗号方式」「b:共通鍵暗号方式」「c:遅い」「d:速い」が正しい組み合わせです。公開鍵暗号方式は処理が遅く、共通鍵暗号方式は処理が速いという特徴が反映されています。
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03
共通鍵暗号方式とは、暗号化と復号に同一の鍵を使う暗号方式のことです。
暗号化/復号の相対的な処理速度は速いですが、鍵の安全な配布は困難です。
公開鍵暗号方式とは、暗号化と復号に異なる鍵を使う暗号方式のことです。
暗号化には誰でも手に入れられる公開鍵を、復号には特定のユーザーしか保持できない秘密鍵を使用します。
暗号化/復号の相対的な処理速度は遅いですが、鍵の安全な配布は容易です。
暗号方式に誤りがあるので、不正解です。
暗号方式、相対的な処理速度に誤りがあるので、不正解です。
正解です。
相対的な処理速度に誤りがあるので、不正解です。
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