JLPT（日本語能力）予想問題
「N1レベル」2024年12月公開
問81 (文法（文章の文法）問1)

問題文

次の文章を読み、（　　　）に入る最も適当な接続表現を選べ。
世界的な人口増加が進んでいる。（　　　）、食糧問題が深刻化している。

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問題

日本語能力試験（JLPT）「N1レベル」2024年12月公開問81（文法（文章の文法）問1）（訂正依頼・報告はこちら）

次の文章を読み、（　　　）に入る最も適当な接続表現を選べ。
世界的な人口増加が進んでいる。（　　　）、食糧問題が深刻化している。

正解！素晴らしいです

残念...

（）に入る短い言葉を選ぶ問題です。

文章全体の意味が通るかを考えて、答えを選んでください。

短い言葉でも、それぞれ意味があるので注意しましょう。

では、問題を確認しましょう。

選択肢1. たとえば

「例えば」は、続きに例を挙げるときに使います。

「食糧問題が深刻化している」は、例ではないため、

この答えは間違いです。

選択肢2. にもかかわらず

「にもかかわらず」は、前述と反対の内容を後述するときに使います。

「世界的な人口増加が進んでいる」と「食糧問題が深刻化している」は、

反対の内容ではないため、この答えは間違いです。

選択肢3. それゆえ

「それゆえ」は、「そのため」と同じ意味で使います。

前述が後述の理由であることを意味します。

主に、文語として使います。

文章全体で意味が通じるため、この答えが正解です。

選択肢4. 逆に

「逆に」は、文字通り、前述とは反対のことを後述するときに使います。

「世界的な人口増加が進んでいる」と「食糧問題が深刻化している」は、

反対の内容ではないため、この答えは間違いです。

まとめ

短い言葉でも使い間違えると、文章全体の意味が通じなくなってしまいます。

イメージ通りのことを伝えるためにも、

言葉の意味やニュアンスを正しく理解しておきましょう。

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