JLPT(日本語能力) 予想問題
「N1レベル」2024年12月公開
問115 (読解(内容理解(長文)) 問5)

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問題

日本語能力試験(JLPT) 「N1レベル」2024年12月公開 問115(読解(内容理解(長文)) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

以下の文章を読み、後の問いに答えなさい。
「グローバル化が進むと、文化の多様性が増すが、誤解や対立も生まれやすい。それを緩和するためには、相互理解を深める努力が不可欠である。」
問:筆者は相互理解をなぜ重要だと考えているか。
  • 誤解は避けられないから放置
  • 多様性は対立せず自然に調和
  • 相互理解は無意味
  • 多様性が誤解を生むため相互理解が不可欠

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この過去問の解説 (3件)

01

この文章内の主旨は「相互理解が重要である」という点ですが、

文章の中からその理由がどのように示されているかを読み解く問題です。

文章の流れは「グローバル化が進む」→「文化の多様性が増す」

→「誤解や対立が生まれやすい」→「緩和のためには相互理解を深める努力が不可欠」となっています。

これを踏まえて、各選択肢を見ていきましょう。

選択肢1. 誤解は避けられないから放置

本文内で筆者は、「誤解は避けられないから放置」すべきだとは述べておりません。

文化の多様性が増すと誤解が生まれやすくなりますが、その誤解は

相互理解を深める努力により緩和すべきだとしています。

本文内の主張と矛盾しますので、この選択肢は誤りです。

選択肢2. 多様性は対立せず自然に調和

本文内で筆者は、多様性は対立せず自然に調和するものだとは述べておりません。

文化の多様性が増すと、誤解や「対立」も生まれやすいとしており、

緩和のためには相互理解を深める努力が不可欠(=努力がないと緩和しない)と述べています。

本文内の主張と矛盾しますので、この選択肢は誤りです。

選択肢3. 相互理解は無意味

筆者は本文内で、相互理解が無意味であるとは述べておりません。

相互理解は、文化の多様性により増した誤解や対立を緩和するために、

深める努力が不可欠であるものとしています。

本文内の主張と矛盾しますので、この選択肢は誤りです。

選択肢4. 多様性が誤解を生むため相互理解が不可欠

筆者は「多様性が増す」→「誤解(や対立)が生まれる」→「緩和するため相互理解を深める努力が不可欠」と述べています。

本文内の主張と一致しますので、この選択肢が正解です。

まとめ

長い文章になればなるほど、「筆者がどのように論を進めているか」、

「文章の流れがどのようになっているか」を見極めることが重要となってきます。

「なぜ重要なのか」という理由の部分は、文章の主旨に前後して述べられることも多いので、

前後の文章のつながりにも注意しましょう。

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02

文章ではグローバル化が進むと、文化の多様性が増すと述べられています。

しかし、一方で誤解や対立も起こりやすいとも述べられています。

そのため、文章ではこれらの問題を緩和するために「相互理解を深める努力」が必要であると結論づけています。

相互理解が重要である理由は、多様性が誤解や対立を招くからです。

多様性は誤解を招くので相互理解が不可欠ということです。

 

このような要素が多く存在する文章ではキーワードを以下のようにプロセス的に整理すると理解しやすくなります。

グローバル化⇒文化の多様性⇒誤解や対立⇒相互理解

選択肢1. 誤解は避けられないから放置

著者は誤解や対立をそのままにしておくのではなく、誤解は避けられないから放置するという考え方ではなく、緩和する努力をしなければならないと述べています。したがってこの選択肢は間違いです。

選択肢2. 多様性は対立せず自然に調和

文章では多様性が対立を招く可能性があると述べられているが、これは誤りです。多様性は対立せず自然に調和することはありません。必ず対立や混乱を招きます。

選択肢3. 相互理解は無意味

相互理解は無意味である。これは相互理解が「不可欠」であると述べており、この選択は文章と正反対です。したがって本選択肢は不適切です。

相互理解とは、人々が互いの立場や考え方、気持ちを理解することです。組織における相互理解とは、上司と部下、同僚など関係性に関わらず、異なる部署、背景、考え方、価値観のメンバー同士が、より深く理解し合うことを指します。

選択肢4. 多様性が誤解を生むため相互理解が不可欠

多様性が誤解を生むため相互理解が不可欠というこの選択は文章のテーマを正確に反映しており、適切で正解です。

言い換えればコミュニケーションを円滑にするためには、相手の考えを理解することが必要です。そうすれば、誤解のないスムーズなコミュニケーションが可能になります。また、信頼関係を築くことも必要です。

まとめ

多様性は誤解や対立を引き起こすことが多いため、相互理解は重要です。ここで、組織内における相互理解とは、上司と部下、同僚同士などの関係に関わらず、異なる部署、背景、考え方、価値観を持つメンバー同士がより深く理解し合うことを指します。

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03

正解は「多様性が誤解を生むため相互理解が不可欠」です。

 

文章では、「グローバル化が進むことで文化の多様性が増す」と述べられています。

しかしその一方で、「誤解や対立も生まれやすい」とあります。

そのため、これらの問題を緩和するには「相互理解を深める努力」が必要だと結論づけています。

このことから、筆者が相互理解を重要だと考える理由は、多様性が原因で誤解や対立が生まれるからです。

選択肢1. 誤解は避けられないから放置

筆者は誤解や対立を放置するのではなく、それを緩和する努力が必要だと述べています。

選択肢2. 多様性は対立せず自然に調和

文章には多様性が対立を生む可能性があると書かれており、この内容は正しくありません。

選択肢3. 相互理解は無意味

筆者は相互理解を「不可欠」としており、この選択肢は文章の内容と正反対です。

選択肢4. 多様性が誤解を生むため相互理解が不可欠

本文の主旨を正確に反映しており、適切です。

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