JLPT(日本語能力) 予想問題
「N1レベル」2024年12月公開
問116 (読解(内容理解(長文)) 問6)
問題文
「経済成長は生活水準を引き上げるとされるが、その恩恵が平等に行き渡らないことも多い。格差拡大を防ぐには、社会的な仕組みの見直しが要る。」
問:筆者は何を問題視しているか。
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問題
日本語能力試験(JLPT) 「N1レベル」2024年12月公開 問116(読解(内容理解(長文)) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
「経済成長は生活水準を引き上げるとされるが、その恩恵が平等に行き渡らないことも多い。格差拡大を防ぐには、社会的な仕組みの見直しが要る。」
問:筆者は何を問題視しているか。
- 格差は自然で問題ない
- 制度変更は逆効果
- 格差拡大を防ぐには社会的仕組みの見直しが要る
- 成長より公平性は不要
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この過去問の解説 (3件)
01
長い文章の中で、筆者が問題視している事柄について読み解く問題です。
筆者は経済成長により生活水準が引き上がることについて述べていますが、
「その恩恵が平等に行き渡らないことも多い」と述べて問題視しており、
「格差拡大を防ぐには、社会的な仕組みの見直しが要る」としています。
以上を踏まえて、各選択肢を見ていきましょう。
筆者は本文内で、経済成長による恩恵が平等に行き渡らないことも多いとしており、
「格差拡大を防ぐには、社会的な仕組みの見直しが要る(→仕組みを見直して格差拡大を防ぐべき)」ととらえています。
本文内の主張と矛盾しますので、この選択肢は誤りです。
筆者は本文内で、「格差拡大を防ぐには、社会的な仕組み(制度)の見直しが要る」と述べており、
制度変更は格差の拡大を防ぐために必要なことであると考えていることがわかります。
本文内の主張と矛盾しますので、この選択肢は誤りです。
本文内の主張と一致しますので、この選択肢が正解です。
筆者は本文内で、経済成長による恩恵が平等に行き渡らないことを問題視しており、
「格差拡大を防ぐには、社会的な仕組みの見直しが要る」と述べていることから
格差拡大を防いで公平性を保つべきだと考えていることがわかります。
本文内の主張と矛盾しますので、この選択肢は誤りです。
正しい選択肢を選ぶには、問題文をよく読むことに加えて、
「本文内の主張と明らかに矛盾している選択肢がないか」を考えることがポイントです。
本文内で筆者が問題視していることは「~が問題だ」などとわかりやすく示されているわけではありませんが、
各選択肢をよく読んで、矛盾している選択肢を除いていけば、正解を導き出せるでしょう。
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02
設問では、経済成長によって生活水準は向上するが、その恩恵が平等に分配されないことがあると指摘しています。
著者はこの状況を問題視し、格差の拡大を防ぐためには、社会の仕組みを見直す必要があると述べています。これが著者の主張のポイントです。
このような要素が多く存在する文章ではキーワードを以下のようにプロセス的に整理すると理解しやすくなります。
経済成長⇒生活水準引き上げ⇒効果不平等⇒格差拡大防止⇒社会的仕組みの見直し
生活の格差は自然に発生するものではありません。著者が主張するように経済成長によるいろいろな格差の拡大を防止するためには、社会の仕組みを見直して是正する必要があります。したがって、本選択肢は誤りです。
著者は、格差の拡大を防ぐためには、社会の仕組みを見直す必要があると主張しています。すなわち社会のシステムや制度、仕組みを見直す必要があるため、この選択肢は間違っています。
格差拡大を防ぐにはいろんな角度からの社会的仕組みの見直しや是正処置が必要です。
例えば、政府は所得格差を是正するために働き方改革を導入しました。これらの格差は、既存の不平等や非正規雇用による格差など、さまざまな状況によって生じたものです。したがって、この選択肢は適切です。
経済成長より公平性は不要という考え方は不適切です。著者は公平性を重視しており、この選択肢も文章の内容と矛盾しています。
経済成長に伴い生活水準が引き上げられますが、一方でその結果としてあらわれる効果が不平等となり、このような格差拡大を防止するためには社会的仕組みやシステムなどの多面的な見直しが必要になります。
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03
「格差拡大を防ぐには社会的仕組みの見直しが要る」が正解です。
文章では、経済成長が生活水準を向上させるとしながら、その恩恵が平等に分配されないことがあると指摘しています。
筆者はその状況を問題視し、「格差拡大を防ぐためには、社会的な仕組みの見直しが必要だ」と述べています。これが筆者の主張の中心です。
筆者は格差を問題視しており、この内容は文章と逆の意味です。
筆者はむしろ制度の見直しが必要だと主張しており、この選択肢は正しくありません。
本文の主旨を正確に反映しており、適切です。
筆者は公平性を重視しており、この選択肢も文章の内容と矛盾しています。
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