介護福祉士の過去問
第21回(平成20年度)
形態別介護技術 問116

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

介護福祉士国家試験 第21回(平成20年度) 形態別介護技術 問116 (訂正依頼・報告はこちら)

脊髄損傷のある人に関する次の事例を読んで、問題について答えなさい。
【事例】
Sさん(26歳、男性)は、2歳の時に交通事故で、頸髄損傷(C4損傷)となった。病院でリハビリテーションを受けた後に退院した。自宅では母親の介護によって生活していたが、ほとんど外出する機会がなかった。しかし、母親が病気になったこともあり、3ヶ月前に身体障害者療養施設に入所した。当初は施設の生活に戸惑いをみせていたSさんだが、最近では施設に慣れ、友人もでき、生活に活気が見られるようになった。Sさんの現在の状況は、食事は普通食、排便は浣腸により、排尿は膀胱ろうにより管理をしている。

【問題】
Sさんの身体状況の観察に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
  • 顔色
  • 便意
  • 尿量
  • 頭痛の有無
  • 皮膚の損傷

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

2☓ 「排便は浣腸により、排尿は膀胱ろうにより管理をしている。」とあります。そのため、排尿・排便機能が障害されており、尿意・便意も消失していることが分かります。

参考になった数41

02

排便は浣腸によって行っていることから、便意を感じる機能は障害によりなくなっていると考えられます。そのため②便意の観察は適切ではありません。

参考になった数17

03

適切でないものは2です。

文中に「排便は浣腸により」とあります。便意を感じる機能が障害されていると考えらえます。

参考になった数9