介護福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
介護過程 問67
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問題
介護福祉士国家試験 第30回(平成29年度) 介護過程 問67 (訂正依頼・報告はこちら)
Fさん(75歳、女性)は、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)である。家族の介護負担が増加して、3日前から介護老人保健施設に入所している。入所前から、トイレに間に合わずに尿失禁をしてしまうことがあるため、昼夜、リハビリパンツを使用している。歩行は自立している。夜間、トイレに起きているがその後眠っていることが確認されている。
Fさんの尿失禁の改善を目標に収集する情報として、最も優先度の高いものを1つ選びなさい。
Fさんの尿失禁の改善を目標に収集する情報として、最も優先度の高いものを1つ選びなさい。
- 介護負担となっている家族背景
- 施設生活に対する不安
- 夜間の中途覚醒状況
- トイレに行く時間帯
- 歩行に必要な下肢筋力
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この過去問の解説 (3件)
01
問題文に「入所前から、トイレに間に合わずに尿失禁をしてしまうことがある」とあり、「尿失禁の改善を目標」とあります。トイレに行く時間帯を知ることで、漏らす前にトイレ誘導することが可能になります。
他の選択肢については以下のとおりです。
1と2ですが、今回の目標は「尿失禁の改善」のため、不適切です。
3.「夜間トイレに起きること」と「中途覚醒状況」は異なるものです。
5.問題文に「歩行は自立している」とあります。すでに把握されている情報だと思われます。
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02
トイレに行く時間帯を把握することで、早めのトイレ誘導が可能になります。
1.家族背景と失禁は関係ありません。
2.不安と失禁は結びつきません。
3.覚醒状況と失禁は関係ありません。
5.歩行は自立しているとあるので、下肢筋力は問題ないと判断できます。
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03
1.直接の関係はありません。
2.失禁の原因ではないです。
3.失禁の原因ではないです。
5.歩行には問題ありません。
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