介護福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
生活支援技術 問58
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問題
介護福祉士国家試験 第31回(平成30年度) 生活支援技術 問58 (訂正依頼・報告はこちら)
介護老人福祉施設で最期まで過ごすことを希望する利用者への対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 終末期の介護方針を伝えて、意思確認を行う。
- 入所後に意思が変わっても、入所時の意思を優先する。
- 本人の意思よりも家族の意向を優先する。
- 本人の意思確認ができないときは、医師に任せる。
- 意思確認の合意内容は、介護福祉職間で口頭で共有する。
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この過去問の解説 (3件)
01
この場合は、利用者様本人との意思確認が重要なので問題の正解は、1.の終末期の介護方針を伝えて意思確認を行う、になります。
2.は、過ごす年数が増えてくると、状況も変化するので、都度確認をする必要があり、入所時の意思を優先するのは最適とは言えません。
3.は、この問題には登場しない家族が入っているので、適切ではありません。
4.は、利用者本人の意思疎通ができなくなっても、直近の意思を優先することが望ましいので、医師に任せるのは適切ではないと考えられます。
5.は、意思確認の合意内容という重要事項は、口頭ではなくきちんと文書に残して、介護福祉職の間で共有することが求められます。
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02
2.誤 生活の中で意思の変化が生じた場合は、今までの介護方針を変更が必要なため誤りです。
3.誤 利用者と家族の意思に相違がある場合は、本人の意思を尊重すべきであるため、誤りです。
4.誤 本人の意思確認ができない場合は、家族の意思を確認すべきであるため誤りです。
5.誤 合意内容は口頭ではなく、文書で共有可能にすべきであるため誤りです。
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03
意思確認を行い書面に残します。また意思の変更がある場合は、都度、ご本人ご家族と話し合いを行い、柔軟に対応します。
他の選択肢は以下のとおりです。
2.誤りです。
上記で記しましたが、意思の変更に対しては話し合いを行い、柔軟に対応します。
3.誤りです。
優先すべきはご本人の意思です。
4.誤りです。
ご家族に確認し、ご家族との話し合いの場を持ちます。
5.誤りです。
口頭ではなく、書面に残します。
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