介護福祉士の過去問
第31回（平成30年度）
総合問題 問124

１．×
　生活支援員とは、障害者や障害児を支援する施設において、食事や入浴等の日常生活上の支援等を行う職員のことを言います。
　個別支援計画の作成に責任を持つ立場ではありません。
　
２．×
　児童自立支援専門員とは、窃盗などの非行問題を持つ児童等が入所する児童自立支援施設において、その児童が社会的な自立ができるよう、生活や学習等の指導を行う職員のことを言います。
　個別支援計画の作成に責任を持つ立場ではありません。

３．×
　サービス提供責任者は、訪問介護事業所において、介護支援専門員が作成したケアプランを基に、訪問介護計画の作成等を行う立場であるため、個別支援計画の作成に責任を持つ立場ではありません。
　
４．○
　児童発達支援管理責任者は、障害児入所施設や放課後等デイサービス事業所等において、障害児一人ひとりの特性に合わせた個別支援計画を作成し、その計画を基に適切な支援を行うことができるよう管理する立場であるため、個別支援計画の作成に責任があります。

５．×
　相談支援専門員は、相談支援事業所等において、障害者及びその家族の相談に対応し、障害福祉サービス等利用計画の作成や地域生活への移行及び定着に向けた支援等を行います。
　個別支援計画の作成に責任を持つ立場ではありません。

１の生活支援員は、利用者さまに直接支援をする職員なので、この問題では、対象となりません。

２の児童自立支援専門員は、不良行為をする児童・家庭環境やその他の環境によって支援が必要な児童に対して入所・通所させて指導・自立支援・生活支援を行う専門なので、対象外です。

３のサービス提供責任者は、訪問介護事業所での役職なので対象外です。

４正解です。

５の相談支援専門員は、障害のある人が自立した日常生活や社会生活を送れるように、全般的な相談支援をする人なので、対象外です。

1.生活支援員は生活する上で必要な直接支援を行う職員です。よって、1は間違いです。

2.児童自立支援専門員は、不良行為をする、またはおそれのある児童、生活指導で支援が必要である児童に指導を行います。よって、2は間違いです。

3.サービス提供責任者は訪問介護事業所で訪問介護計画を作成します。よって3は間違いです。

4.児童発達支援管理責任者は支援計画作成の責任者となり得る職員で、今回のケースでの支援者に該当します。よって、4が正解です。

5.相談支援専門員は生活に関わる相談支援を行いますが、支援計画作成に責任は持ちません。よって、5が間違いです。