介護福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
社会の理解 問7
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問題
介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) 社会の理解 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
Bさん(80歳、女性、要介護1)は、身寄りがなく一人暮らしをしている。老齢基礎年金で暮らしてきたが、貯金が少なくなり、生活が苦しくなってきた。このため2万円の家賃支払いも困難になり、通所介護事業所のC生活相談員に、費用がかかる通所介護(デイサービス)の利用をやめたいと言ってきた。
C生活相談員の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
C生活相談員の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 介護支援専門員(ケアマネジャー)に、通所介護(デイサービス)の利用中止を依頼する。
- 介護支援専門員(ケアマネジャー)に、サービス担当者会議で利用中止の検討を依頼する。
- 福祉事務所に相談するように助言する。
- これまでどおりの利用を説得する。
- 無料で利用できる地域の通所型サービスを探す。
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この過去問の解説 (3件)
01
2.1.と同様です。
通所介護が必要なBさんの利用を中止することは今後の生活に更なる不安が生じます。また、経済的な理由は解決されないので適していません。
3.生活保護に関する相談や日常生活に関して生活支援が受けられないか相談を行っている機関です。3が正解になります。
4.経済的な理由は解決されないので適していません。
5.施設利用には利用料が発生するので適した助言ではありません。
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02
2.誤りです。サービス担当者会議では中止の依頼をする場所ではなく利用者様をチームで支えていく為に話し合う会議の場です。
3.正解です。福祉事務所では様々な困りごとや相談の窓口があり個々にあった救済制度等の説明やアドバイスをもらう事ができます。
4.誤りです。利用を説得するだけでは本来の困りごとの解決にはなりません。
5.誤りです。通所型サービスを含め無料でのサービスはありません。介護保険負担割合に応じた自己負担金は発生します。
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03
Bさんが通所介護の利用をやめたいといったのは費用が原因です。
そこを改善するためには生活保護の適応も含め検討していく方法がありますが、生活指導員Cの立場で何かをするのは難しく、この対応が適切です。
他の選択肢については以下のとおりです。
1と2は誤りです。
Bさんの本心に沿った対応ではありません。
4 誤りです。費用に対する問題の解決にはなりません。
5 誤りです。生活指導員Cの立場の仕事ではないからです。
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