介護福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
発達と老化の理解 問71
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問題
介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) 発達と老化の理解 問71 (訂正依頼・報告はこちら)
加齢に伴う嚥下機能(えんげきのう)の低下の原因に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 舌骨の位置の上昇
- 咽頭の位置の上昇
- 舌骨上筋の増大
- 喉頭挙上の不足
- 咳嗽反射(がいそうはんしゃ)の増強
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この過去問の解説 (3件)
01
加齢に伴い舌骨の位置が下がり嚥下機能に支障をきたすことがあります。
2.×
加齢に伴い咽頭の位置が下がることで嚥下機能が低下することはありますが、咽頭の位置が上昇することは考えにくいです。
3.×
加齢に伴い筋肉が落ちてきます。舌骨上筋も加齢により筋力低下し嚥下障害に繋がります。
4.○
喉頭挙上とは、嚥下をする時にのどぼとけが一旦挙上する動きです。
一旦挙上してから下がることで食物を咽頭に送り込みます。
喉頭挙上の不足は嚥下機能低下の原因の一つと言えます。
5.×
咳嗽反射は加齢に伴い弱くなります。
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02
2.加齢と共に咽頭の位置が下がり嚥下機能の低下に繋がるということは想定できます。しかし、咽頭の位置が上がることで嚥下機能が低下する想定はし難いので、間違いです。
3.舌骨上筋が増大すれば、嚥下機能も改善されます。よって、間違いです。
4.舌が勢いよく上顎に向かって押し上がり、喉が上がる喉頭挙上が不足していると嚥下機能の低下に繋がるので、4が正解です。
5.気管・気管支内に入り込む異物を押し出そうとする反射である、咳嗽反射が増強された場合は嚥下機能の向上につながるため、間違いです。
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03
飲み込みのときののどぼとけが下がっている状態です。飲み込みがうまくいかなくなります。
他の選択肢については以下のとおりです。
1.誤りです。上昇ではなく、下がります。
2.誤りです。上昇ではなく、下がります。
3.誤りです。増大ではなく、低下です。
5.誤りです。増強ではなく、弱くなります。
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