介護福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
医療的ケア 問112

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問題

介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) 医療的ケア 問112 (訂正依頼・報告はこちら)

口腔(こうくう)内・鼻腔(びくう)内の喀痰(かくたん)吸引に必要な物品の管理に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 吸引チューブの保管方法のうち、乾燥法では、浸漬法(しんしほう)に比べて短時間で細菌が死滅する。
  • 浸漬法で用いる消毒液は、72時間を目安に交換する。
  • 吸引チューブの洗浄には、アルコール消毒液を用いる。
  • 吸引チューブの洗浄水は、24時間を目安に交換する。
  • 吸引物は、吸引びんの70~80%になる前に廃棄する。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.×
乾燥法では、吸引チューブ内の水分がない状態で保管をします。
吸引頻度によってはチューブ内の乾燥状態を保つことが難しくなります。

2.×
消毒液は、24時間を目安に交換します。

3.×
チューブの外側はアルコール綿でふき取ります。
チューブ内部は水を吸引して洗浄します。

4.×
洗浄水は8時間を目安に交換します。

5.○
吸引びんの廃液量が70~80%になる前に適宜廃液を捨てます。

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02

1.吸引チューブの保管方法のうち、浸漬法では、乾燥法に比べて短時間で細菌が死滅します。よって、1の設問内容は間違いです。

2.浸漬法で用いる消毒液は、24時間を目安に交換することが推奨されています。よって、2は間違いです。

3.吸引チューブの洗浄には、水を用います。口腔内・鼻腔内の吸引チューブは水道水、気管カニューレ内部の吸引チューブは滅菌精製水を用います。よって、3は間違いです。

4.吸引チューブの洗浄水は、8時間を目安に交換します。よって、4の設問内容は間違いです。

5.吸引物は、吸引びんの70~80%になる前に廃棄します。5は正解です。

参考になった数31

03

最も適切なものは5です。

文のとおりです。

他の選択肢については以下のとおりです。

1.誤りです。

乾燥法は簡便な消毒法です。浸漬法の方が細菌が死滅します。

2.誤りです。

「72時間」ではなく、「24時間」です。

3.誤りです。

「アルコール」ではなく「水」を用いて洗浄します。

4.誤りです。

「24時間」ではなく「8時間」です。

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