運行管理者（貨物）の過去問
平成27年度 第1回
貨物自動車運送事業法関係 問9
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する（ここをクリック）」 をご利用ください。
問題
平成27年度 第1回 運行管理者試験（貨物） 貨物自動車運送事業法関係 問9 （訂正依頼・報告はこちら）
一般貨物自動車運送事業者（ 以下「 事業者 」という。）の過労運転の防止等に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
- 事業者が法令に基づき常時選任しておかなければならない事業用自動車の運転者（以下「運転者」という。）は、日々雇い入れられる者、2ヵ月以内の期間を定めて使用される者又は試みの試用期間中の者（ 14日を超えて引き続き使用されるに至った者を除く。）であってはならない。
- 運転者が一の運行における最初の乗務を開始してから最後の乗務を修了するまでの時間（ ただし、「 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 」（ 平成元年労働省告示第7号 ）の規定において厚生労働省労働基準局長が定めることとされている自動車運転者がフェリーに乗船する場合における休息期間を除く。）は、168時間を超えてはならない。
- 事業者は、運転者が長距離運転又は夜間の運転に従事する場合であって、疲労等により安全な運転を継続することができないおそれがあるときは、あらかじめ、当該運転者と交替するための運転者を配置しておかなければならない。
- 事業者は、乗務前及び乗務後の点呼のいずれも対面（ 輸送の安全の確保に関する取組が優良であると認められる営業所において、点呼を行う場合にあっては、国土交通大臣が定めた機器による方法を含む。）で行うことができない乗務を含む運行ごとに、所定の事項を記載した運行指示書を作成し、これにより運転者に対し適切な指示を行い、及びこれを当該運転者に携行させなければならない。
正解！素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 （3件）
01
記述の通りです。
２ヶ月の部分が３ヶ月に差し替えられて出題される事もあります。
その場合は正答が変わります。
２誤
１６８時間ではなく１４４時間（６日間）です。
長距離運行をする際の考え方です。
３正
記述の通りです。
その為に運転者の乗務時間を定めたりして遵守させなければなりません。
４正
記述の通りです。
この場合対面で点呼を行うことができない乗務とは、
長距離運行に該当します。
参考になった数67
この解説の修正を提案する
02
運行管理者の役割の一つ、過労運転の防止は重要な事項です。
運転手の健康状態の把握は業務の一環です。
〇
緑ナンバーの車両を運転するために、下記の者は運転手としてはならないと決まっております。
１.日々雇い入れられる者。
２.2月以内の期間を定めて使用される者。
３.試用期間中の者（14日を超えて引き続き使用される者を除く＝正式採用後）
つまり、派遣社員や期間限定の雇用、新入社員は試用期間中の場合、注意が必要です。
数字が変わる場合が多いですので数字も覚えましょう。
×
一の運行は最大で6日間です。（＝144時間）問題文の168時間を24時間で割ると7日。
ですからこれは誤りです。
〇
問題文の通りです。
例えば運転手が体調不良の場合に、乗務をさせない判断をする人は運行管理者です。
しかし、交代運転手の用意は事業者が行う必要があります。
〇
乗務前・乗務後の両方が対面点呼ができない場合とは遠隔地から遠隔地での輸送業務です。
あらかじめ運行指示書を作り、運転者に携行させる必要があります。
参考になった数9
この解説の修正を提案する
03
過労運転の防止等に関する記述から誤っているものを1つ選ぶ問題です。
間違えた記述は1つだけですからわかりやすいかと思います。
正しい記述となります。
日々雇い入れられる者、2ヵ月以内の期間を定めて使用される者又は試みの試用期間中の者
14日を超えて引き続き使用されるに至った者を除く。
運転者が一の運行における最初の乗務を開始してから最後の乗務を修了するまでの時間（略）
は、144時間を超えてはならない。
わからなくなったら24で割ってみて下さい。
１６８時間の場合７日 １４４時間の場合は６日と算出されます。
１週間に１日以上の休みを与えないといけないので１６８時間は違反となります。
正しい記述となります。
正しい記述となります。
運行指示書を当該運転者に携行させなければならないとすべきところを、
事務所に保管しておかなければならないと記述されている場合もあります。
選択肢４つから誤りを１つ選ぶ問題では、比較的に
数字の入った記述が誤っている場合が多いように思います。
参考になった数5
この解説の修正を提案する
前の問題（問8）へ
平成27年度 第1回問題一覧
次の問題（問10）へ