運行管理者（貨物）の過去問
平成29年度 第1回
実務上の知識及び能力 問43

②不適が解答となります

平成27年中の事業用貨物自動車が第1当事者となった人身事故の類型別発生状況をみると、「 出会い頭衝突 」が最も多く、全体の約半分を占めており、続いて「追突」の順となっている。このため、運転者に対し、特に、交差点における一時停止の確実な履行と安全確認の徹底を指導する必要がある。

過去の傾向を見てみると、例年において交通事故の割合としては「追突」事故が多くを占めています。

その次に「出会い頭衝突」が多くなります。

追突が多い理由としては、以下が挙げられます。

・夜間や雨天時、深夜帯の高速道路（＝周りの景色が変わらず単調な道路）など、気象条件等による前方不注意

・過労、眠気などによる注意力の低下

・スマート、カーナビなどの注視によるわき見　

交通事故防止対策に関して、問題を見ながら解説します。