運行管理者(貨物)の過去問
平成29年度 第2回
貨物自動車運送事業法関係 問5

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問題

平成29年度 第2回 運行管理者試験(貨物) 貨物自動車運送事業法関係 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

貨物自動車運送事業の事業用自動車の運転者に対し、各点呼の際に報告を求め、及び確認を行うべき事項として、Bに入るべき字句を下の枠内の選択肢から選びなさい。

【 乗務後点呼 】
( 1 )乗務に係る業務用自動車、道路及び運行の状況
( 2 )他の運転者と交替した場合にあっては法令の規定による通告
( 3 )[ B ]
  • 酒気帯びの有無
  • 乗務に係る事業用自動車、道路及び運行の状況
  • 他の運転者と交替した場合にあっては法令の規定による通告
  • 貨物の積載状況
  • 道路運送車両法の規定による点検の実施又はその確認
  • 疾病、疲労その他の理由により安全な運転をすることができないおそれの有無

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

点呼に関する設問です。
乗務前点呼、
乗務途中点呼、
乗務後点呼、
それぞれの報告・確認事項はしっかり覚える必要があります。

酒気帯びの有無は、
どの点呼でも確認します。

各選択肢については以下の通りです。

2→すでに問題文に含まれています。

3→すでに問題文に含まれています。

4→貨物の積載状況は、
乗務後点呼で行う確認ではありません。

5→道路運送車両法の規定による点検の実施又はその確認は、
乗務前点呼で行います。

6→安全な運転をすることができないおそれの有無は、
乗務前点呼で確認します。

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02

①酒気帯びの有無が解答となります。

乗務後点呼では以下の3点を確認します。

【乗務後点呼】

乗務に係る業務用自動車、道路及び運行の状況

 →乗車した車の異常個所や通ってきた道路の状況、事故が発生しそうな場所や工事による通行規制など、次の乗務に活かせそうな点を報告します。

他の運転者と交替した場合にあっては法令の規定による通告

 →これは交替をした方が(先に乗っていた方)が報告をします。

酒気帯びの有無 

 →アルコール検知器を用いて、アルコールの検知を行います。

  これは乗務前・乗務後の両方で行います。 

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03

運転者に対する点呼について、問題を見ながら解説します。

選択肢1. 酒気帯びの有無

正しいです。

酒気帯びの有無は全ての点呼において確認事項です。

選択肢2. 乗務に係る事業用自動車、道路及び運行の状況

誤りです。

設問の(1)に含まれています。

選択肢3. 他の運転者と交替した場合にあっては法令の規定による通告

誤りです。

設問の(2)に含まれています。

選択肢4. 貨物の積載状況

誤りです。

点呼には関係ありません。

選択肢5. 道路運送車両法の規定による点検の実施又はその確認

誤りです。

日常点検のことをいっているので、乗務前点呼です。

選択肢6. 疾病、疲労その他の理由により安全な運転をすることができないおそれの有無

誤りです。

乗務前点呼での確認事項です。

まとめ

点呼に関しては、乗務前、中間点呼、乗務後の点呼で、確認事項が変わってきますのでしっかりと把握しておきましょう。

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