運行管理者(貨物)の過去問
平成29年度 第2回
労働基準法関係 問29

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問題

平成29年度 第2回 運行管理者試験(貨物) 労働基準法関係 問29 (訂正依頼・報告はこちら)

「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に定める貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の拘束時間等についての次の文中、Cに入るべき字句を次の枠内の選択肢から選びなさい。

拘束時間は、1ヵ月について[ A ]を超えないものとする。ただし、労使協定があるときは、1年のうち[ B ]までは1年間についての拘束時間が[ C ]を超えない範囲内において、[ D ]まで延長することができる。
  • 293時間
  • 296時間
  • 320時間
  • 323時間
  • 3,516時間
  • 3,552時間
  • 3ヵ月
  • 6ヵ月

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5、「1年間の拘束時間が3,516時間を超えない範囲内」です。
1か月の拘束時間は原則として293時間以内です。ただし、毎月の拘束時間の限度を定める書面による労使協定を締結した場合には、1年のうち6か月までは、1年間の拘束時間が3,516時間を超えない範囲内において、1か月の拘束時間を320時間まで延長することができます。

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02

⑤が解答となります。

拘束時間は、1ヵ月について293時間を超えないものとする。ただし、労使協定があるときは、1年のうち6カ月までは1年間についての拘束時間が[3516時間]を超えない範囲内において、320時間まで延長することができる。

→正しいです。

 労使協定により変わる項目は

 ・1か月 = 320時間まで(年6回まで)

 ・1年間 = 3516時間 

 このようになります。 

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03

自動車運転者の労働時間について、問題を見ながら解説します。

選択肢1. 293時間

誤りです。

「1年間についての拘束時間が3,516時間を超えない範囲内において」が正解です。

選択肢2. 296時間

誤りです。

「1年間についての拘束時間が3,516時間を超えない範囲内において」が正解です。

選択肢3. 320時間

誤りです。

「1年間についての拘束時間が3,516時間を超えない範囲内において」が正解です。

選択肢4. 323時間

誤りです。

「1年間についての拘束時間が3,516時間を超えない範囲内において」が正解です。

選択肢5. 3,516時間

正しいです。

労使協定があっても延長できる拘束時間は3,516時間までです。

選択肢6. 3,552時間

誤りです。

「1年間についての拘束時間が3,516時間を超えない範囲内において」が正解です。

選択肢7. 3ヵ月

誤りです。

「1年間についての拘束時間が3,516時間を超えない範囲内において」が正解です。

選択肢8. 6ヵ月

誤りです。

「1年間についての拘束時間が3,516時間を超えない範囲内において」が正解です。

まとめ

労使協定があっても1年間の拘束時間は3,516時間を超えて労働することはできません。

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