運行管理者(貨物)の過去問
平成29年度 第2回
実務上の知識及び能力 問51

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問題

平成29年度 第2回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問51 (訂正依頼・報告はこちら)

交通事故及び緊急事態が発生した場合における運行管理者又は事業用自動車の運転者の措置に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

運転者は、中型トラックで走行中にオートバイと接触事故を起こした。オートバイの運転者が足を負傷し自力で動けなかったので、当該運転者を救護するため歩道に移動させた。その後、双方の事故車両を道路脇に移動させ、発炎筒を使用して後続車に注意を促すとともに、救急車の手配と警察への通報を行い、運行管理者に連絡し、到着した警察官に事故について報告した。
  • 不適

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この過去問の解説 (3件)

01

答えは1
交通事故があった場合、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路上における危険防止などの必要な処置を取らなければいけません。このケースでは運転者は警察に事故の内容を報告する義務があります。今回の事故において、負傷者救護による歩道への移行や事故車両を道路脇に移動させ、発煙筒を使用し後続車に注意を促した事や救急車の手配と警察への通報を行った事、運行管理者への連絡、そして到着した警察官への事故について状況報告した事は全て適切な対応です。

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02

①適が解答となります。

正しい判断となります。

事故を起こした際の対応としては

1.負傷者の救護

2.発煙筒などを用いて、後続車が2次被害を被ることが無いように

  できる限りの防止策をとります。

  車が自走できる状態であれば、道路脇に寄せることも有効です。

3.救急車、警察への通報

これらが求められます。

実際の事故現場では相手も動揺してしまったり、焦りから正常な対応ができないことも多いです。

事業用自動車に乗る方はプロとしての意識も求められるため、落ち着いて行動ができるように日頃からトレーニングを積むことも大切となります。 

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03

交通事故や、緊急事態が発生した場合における運行管理者や運転者の措置について、問題を見ながら解説します。

選択肢1. 適

正しいです。

事故を起こしてしまった場合などは、まず負傷者の安全を確保することが大事です。

次に二次災害などの被害をなくすために、事故車両などの移動などを行い発煙等などで後続車に注意を促すようにしましょう。

後に救急車の手配や警察への通報と、運行管理者への連絡が必要です。

選択肢2. 不適

誤りです。

事故を起こしてしまった場合などは、まず負傷者の安全を確保することが大事です。

次に二次災害などの被害をなくすために、事故車両などの移動などを行い発煙等などで後続車に注意を促すようにしましょう。

後に救急車の手配や警察への通報と、運行管理者への連絡が必要です。

まとめ

事故などを起こしてしまった場合は、パニックになりがちですが冷静にまずは負傷者の安全の確保を行い、次に二次災害などの被害への対処を行うようにしましょう。

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